熊本城の現在ってどんな様子なの?
2019年1月に熊本を再訪しました。
2016年4月に起こった熊本地震で熊本城が大きな被害を受けたのはまだ皆さんの記憶にも新しいと思います。
今回の記事では 2019年1月の熊本城の現在の状況をお伝えします。
以下の記事では2014年に熊本城を訪れた際の様子がわかります。

地震3年後(2019年)の熊本城の現在
訪れた時間帯は夜です。
案内看板にあるように、こちらはお堀の角っこにある「宇土櫓」です。
宇土櫓にも多少の被害はあったんでしょうが、パッと見ではわかりません。
櫓周りには大小天守の周辺にあるような再建用の骨組はありませんでした。
宇土櫓を見たのはこの「加藤神社」から。
神社からは宇土櫓が目の前でした。
訪れた夜はちょうど満月で日が暮れてからもだいぶ明るかったです。
こちらの再建にはまだまだ時間がかかりそうだなという印象。
この案内看板を見ると、以前にも再建工事が行なわれたことが分かります。
今回はもっと時間がかかっちゃうのかな?
二の丸広場から見る熊本城(2019年)
こちらは公園のようなところなので、ランニングしている人もいたし、ごく普通の日常風景が見られました。
夜の時間帯は以前と変わらずライトアップもされていますが、天守閣の見え方はこんな感じでした。
加藤神社から見えた様子とほぼ同じです。
クレーンが写り込んでしまうのは仕方ないけど、ある意味この時期しか見られない風景で記録写真としては貴重なものかもしれません。
いずれにせよ1日でも早い熊本城再建を望みたいです。
歩行可能な見学ルートからみた熊本城周辺(2019年)
加藤神社へ行くまでのルートでも地震で崩れた石が並べられたところを目にしました。
そこでは灯りがなかったので写真撮影はできませんでしたが、ライトアップされた箇所で上の写真にあるような地震の被害を間近にした時はやはりショックでした。
熊本城そして日本の城ファンの方はぜひ再建前の姿を何度か目にしていただきたいです。
何もすることはできませんが、熊本を訪れて時間を過ごすだけでも元気づけにはなるはずです。
2020年2月現在の熊本城見学方法
(熊本城公式サイトからのスクリーンショット)
2020年2月現在ではどこから熊本城を望むことができるのか?
上のスクリーンショットからわかります。
2019年1月に訪れた時と大きく変わってはいないようですが、城外はほぼ歩けるのでいいウォーキングにもなります。
見学できる箇所は少し経てば増えてくるかもしれないので、熊本城見学を計画されている方は公式サイトをちょくちょくチェックするといいでしょう。
2020年のGW期間(4月29日から)には特別公開も予定されているとのこと。それを狙って行ってみるのも良さそう。
(*2020年2月追記*)
まとめ:2019年1月熊本城の現在
2019年1月時の熊本城の様子はまだまだ再建工事の最中でした。
城周辺では土台や壁に使われていた石がたくさん並べられていて再建にはまだ時間がかかりそうな様子。
熊本城は熊本のシンボル。
このような状態が続いているのは残念でなりませんが、工事関係者の方だって1日も早い復興をのぞんで日々再建工事にたずさわっているはずです。
みなさんができるのは再建期間中というレアな状況を垣間見ること。
これだけでも熊本の経済活性につながります!

熊本城天守閣の復旧工事完了!
熊本城天守閣の復旧工事が完了したというニュースです。
「復興のシンボル」5年ぶり熊本城天守閣を一般公開(産経新聞 2021/6/28)
記事にはこう記載されています。
修復が完了した熊本城(熊本市)の天守閣内部が28日、地震後初めて一般公開された。
「復興のシンボル」となってきた城への入場が5年ぶりに再開され、来場者は新しくなった展示や最上階からの眺望を楽しんだ。
震災から5年後という早い復旧だと感じます。
GWの旅先として熊本、人気でそう。
