箱根は都心から近い高級リゾート地なイメージ。
でも探せばお金をかけなくても楽しめるスポットはあります。
今回の投稿ではちょっと地味系ですが、基本的に無料で楽しめる箱根のおすすめスポットを3箇所紹介します。

箱根はお金がかかるスポットが多い
箱根一帯は基本的に結構お金がかかるスポットが多いです。
例えば上の写真にある大湧谷。
身近で火山活動が見られ、黒い温泉たまごでも有名な景勝地。
大湧谷まで車で行くと駐車場代が530円。
箱根ロープウェイで行くと片道でも大湧谷駅まで1250円かかります。
他の有名スポットの入場料は以下のとおり(大人1人分)
- 箱根彫刻の森美術館 1600円(ネット割1500円)
- 箱根ガラスの森美術館 1800円
- 箱根芦ノ湖成川美術館 1300円(ネット割1100円)
- 箱根園水族館 1500円
- 箱根駒ケ岳ロープウェー 往復1600円
- 芦ノ湖遊覧船周遊 1200-1880円
このように軒並み高い入場料がかかる箱根。
箱根でお金をかけずに楽しむ方法は自然を満喫すること。
今回紹介する3箇所のうち3番目は箱根から少しだけ離れますが、基本的に無料で楽しめるスポットです。
1. イチオシは箱根神社
箱根観光の中心となる芦ノ湖の南東湖畔にある箱根神社。
箱根神社は1200年以上もの歴史を持つ神社です。
箱根神社の参道となる石段。
一見上るのがキツそうに見えるけど登ってみるとそうでもないです。
9頭の龍の手水舎。
箱根神社の境内にはもうひとつ九頭龍神社の新宮があって、同時に2つの神社の参拝ができるようになっています。

ちなみに2つの神社のご利益は以下のとおり。
箱根神社:交通安全・心願成就・開運厄除
九頭龍神社:金運守護、商売繁盛、縁結び
願い事によってどちらの神社の絵馬にするか決めるといいですね。

箱根神社でいちばん有名なのは湖畔に浮かぶ鳥居。
平和の鳥居と呼ばれるこの鳥居は1952年に建てられたもの。
人気の写真スポットなので撮影には気長に待ちましょう。
箱根や芦ノ湖周辺には他にも神社がいくつかありますが、まず第一に箱根神社参りからスタートがいいでしょう。
2. 芦ノ湖と富士山を一望できる恩賜箱根公園
元箱根にある恩賜(おんし)箱根公園は旧函根離宮跡地に広がる県立の公園。
芦ノ湖に突き出した半島部分にあり、小高い丘の上にあるので、芦ノ湖を一望することができます。
天気が良ければ富士山も見渡せます。
庭園は和な感じですが、背後にチラッと見える西洋風の館と日本館を中心とした和洋折衷形式。
外国の賓客をもてなすため明治時代に建てられた離宮だったのでそのようなデザインとなったんでしょうね。

公園まで登るのがちょっと大変だけどいい運動にもなります。
眺めの良さを考えればここまで来る価値は充分にありますよ。

こちらが恩賜箱根公園からの芦ノ湖の眺め。
天気が悪いとこんな残念な感じになっちゃいますが晴れたら富士山も見渡せます。
ちなみに写真に見えるバイキング船は芦ノ湖観光遊覧船です。
3. キリン富士御殿場蒸留所

芦ノ湖周辺ではありませんが、キリン富士御殿場蒸溜所では無料で工場見学をすることができるスポット。
箱根ビジターセンターからだと御殿場にある蒸溜所は車で30分ちょっと。
少し足をのばすだけでキリンの無料ウィスキー蒸留所見学に参加することができます。
場所は小田原から山中湖へ向かう138号線沿い。
蒸留所のツアーに参加したい場合は予約が必要ですが、ショップ利用だけなら飛び込みでもOKです。
ただショップ利用だけの場合、ウィスキーの試飲はできません。
時間の都合でショップ利用だけでしたが、この蒸留所限定のウィスキーを購入できました。
(1本3240円。2016年当時)
ツアーに参加してないのでツアー内容はわかりませんが、予約をすれば無料で蒸留所内の見学ができ、試飲もできる約70分の見学ツアー。
ショップでも蒸留所でしか買うことができない限定ウィスキーが購入できたりとウィスキーファンにはたまらない場所。
ちなみにわたし自身はウィスキーは飲めないけど、香りは好きな銘柄が多いのである意味アロマテラピー的に楽しめます。
それと蒸留所の雰囲気が好き。
ものづくりの現場は特にお子さんにも楽しめる場所ですのでウィスキー蒸溜所とはいえご家族で楽しめるスポットです。
まとめ:箱根周辺【無料】で楽しめるおすすめ3つのスポット
箱根と聞くと高級なイメージがあるけど、無料で楽しめるスポットもあります。
今回紹介した3箇所は以下のとおりです。
- 箱根神社
- 恩賜箱根公園
- キリン富士御殿場蒸留所
各スポットで何かを購入したり飲食したりすればその分の費用はかかりますが、基本的に無料で楽しめる3箇所。
箱根では宿泊先で少し贅沢して観光にはそれほどお金をかけない楽しみ方がリラックスできそう。
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