バルセロナの主な観光スポット=ガウディ建築
という公式が成り立つほどバルセロナとガウディは切り離せません。
バルセロナ市内にはガウディが設計した建物の6箇所が
世界遺産(アントニ・ガウディの作品群)として登録されています。
今回の投稿ではそのうちサグラダファミリア以外でバルセロナ市内にあるガウディ建築(目にしたもののみ)を紹介します。
世界遺産に登録されているガウディ建築とは?
世界遺産(アントニ・ガウディの作品群)に含まれるガウディ建築物は以下のとおりです。
この中で実際に訪れたのは、サグラダファミリアとグエル公園のみでした。
カサ・ミラは後述しますが、内装をチラ見だけしました。
「せっかくバルセロナまで行ったのにガウディ関連スポットで2箇所だけなんてもったいない!」
と思われるかもしれません。
行きたくなかったというより、全部なんてとても行けなかったと言った方が正確。
だって入場料、こんなんですから!(2019年4月当時)
- サグラダファミリア:€17.00-32.00
- カサ・ミラ:€22.00-39.00
- カサ・バトリョ:€25.00-39.00
- グエル邸:€12.00
- グエル公園:€10.00-46.00
- カサ・ヴィセンス:€16.00-22.00
それでも外観だけでも、といくつかは目にしました。
カサ・ミラ(Casa Milà)
グラシア通りに建つ曲線が印象的な建築物「カサ・ミラ」。
現在も賃貸アパートとして利用されている箇所もあるというのが驚き。
上の写真はグラシア通りから撮影したもの。
斜向かいからが撮影しやすいです。
芸術作品としてはいいでしょうが、生活の場所と考えると使い勝手悪そうな印象を受けます。
カサ・ミラは滞在したホテルからとても近く毎日のように目にしました。
ただ入場料€22.00からというのはちょっと高いな、と感じて外観を眺めていただけでした。
が、滞在最終日の朝早めの時間に通り過ぎた時、
「この時間ならカサ・ミラ併設のカフェも空いてるかも?」
と思い入ってみて大正解!
グラシア通り側にあるカフェレストラン「El Cafè de la Pedrera」。
天井の装飾が特徴的。
わたしたちが店内に入った時はまだ誰もおらず写真撮りまくり!
こんな客ばかりだからかお店の人も写真撮影に関して何も咎めるなんてことはなし。
それどころかウェイターさん、
「写真撮ろうか?」と言ってくれたかと思いきや、
わたしと一緒に撮影 ww。
カサ・ミラのカフェレストランは朝ごはんからディナーまで利用できる便利なお店。
とはいえ静かな時間が過ごせるのは朝だけじゃないかと思います。
毎日8:30-24:00オープン。
カサ・ミラに入らなくてもここで雰囲気を味わうことができます。
カサ・バトリョ(Casa Batlló)
上記のカサ・ミラと同じグラシア通り沿いにあり、もう少しカタルーニャ広場よりにある「カサ・バトリョ」。
旅の計画時に知っていましたが、滞在期間中のカサ・バトリョは、、、
建物正面ファサードが工事中!!
(2019年5月現在ファサードの工事は終了しています。)
なのでチケット安くなるのかと期待したけど、
「工事中の様子を見よう!」的な一番安いチケットでも€25.00してたのでやめました。
それでも多くの観光客が並んでましたけどね。
カサ・バトリョはカサ・ミラより面白そうだな、と思ってたけど工事中じゃね。
というわけでこちらは次回があれば行ってみたいです。
グエル邸はランブラス通りを歩いていた時に建物を見つけたものの入りませんでした。
(あまり心惹かれなかったので)
カサ・ヴィセンスは行くことをすっかり忘れちゃってました、、、。
後述するグエル公園に行く最寄駅のひとつであるLesseps駅から歩いて行けたので、
グエル公園と同時に見学すると良かったと後悔してます。
グエル公園(Parc Güell)は無料で入場できるの?
そうなんです!
グエル公園には無料で入場できる時間帯があります。
NHKの旅番組「2度目の旅」で紹介されて
この裏ワザを使う人が多くなってきたんだとか。
この裏ワザは実はとてもシンプル。
営業時間外に入場するだけ!
訪れる時期により営業時間が異なるので、
まずは自分が訪れる時期のオープン時間をチェックしてください。
わたしたちが訪れた4月は8:00-20:30。
夜だと日の入り時間が20時過ぎですぐに暗くなりそうだし、20:30からすぐに入場料無料にはならないようなので初めから却下。
(閉園時間の30分後から無料入場可能。)
4月後半の日の出時刻は7:10ごろ。
なので開園30分前でも十分に明るくなっています。
グエル公園は街の中心ではなく住宅地の中にある公園。
日の出前の暗い時間帯だと治安の問題もあるのかと思い、7:30到着を狙って行きました。
治安の不安を感じる人はタクシーでグエル公園には行くといいです。
が、わたしたちは地下鉄を利用して行きました。
ディアゴナル駅からL3で2駅先のLesseps駅で下車して徒歩15分ほど。
中心地のカタルーニャ広場を通らないからか地下鉄内は特に混み合ってはいませんでした。
(単にイースター休暇中だからだったかもしれませんが。)
するとすぐに見えてきたのがこの回廊。
公園に入場したのは7:30を少し過ぎていましたが、この回廊周辺はほとんど人はおらずストレスなく写真撮影ができました。
回廊を通り過ぎ、短い坂を上がると広場になり、有名な波打つベンチが見えてきます。
そのベンチからはバルセロナの街が一望できます。
チラッとサグラダファミリアも見えます。
(見えますか?)
このベンチに座って写真を撮る人が多く、ここには営業時間前でもすでにかなりの人がいました。
アジア系の女性はたくさんポーズをとってセルフィーに命かけてる感じなのでなかなかどいてくれません ww。
記念撮影を撮りたい場合は欧米系の人の後に並ぶと順番が早めに回ってきます。
グエル公園だとどうしてもモニュメント見学が主になるのでこの辺りは人がほとんどいませんでした。
そして記念撮影場所として人気ナンバーワンのトカゲ。
(本当はドラゴンのようですが)
ここに着いた時はすでに8時を過ぎてたはずですが、すでにここでは写真撮影の順番待ちとなってました。
昼過ぎだとどうなるのか、、、?
公園の正面入口(出口専用)の両側に建つ、現在では管理人室と守衛の家。
写真は管理人室の方です。
どちらの建物もグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家をイメージして建てられたとのこと。
訪れた朝は風が強く、外に長時間いるのが辛いぐらいだったので、グエル公園での滞在時間は1時間あったかなかったか程度。
それでも園内の主要なスポットは全て見て回れたので良かったです。
ただ開園前30分入場でも、無料入場できることが知れ渡ってきたからなのか、かなり人はいました。
本当に人が少ない時間を狙うなら開園の1時間前入場を狙った方がいいでしょう。
開園前無料入場を狙うには訪れる時期の日の出時刻を知る必要があります。
こちらのサイト「世界の時間と時差 」が日の出・日の入時刻を調べるのに便利なので事前チェックしてからお出かけください。
ガウディがデザインした街灯があるレイアル広場
最後にガウディが若い頃にデザインした街灯を見ることができる広場を紹介します。
ランブラス通りを海に向かって歩き、少し左に入ったところにある黄色い建物が印象的なレイアル広場。
広場一帯にカフェやレストランがあり、いつもたくさんの人がいる場所です。
その広場の中にあるこちらの街灯がガウディがデザインしたもの。
ガイドブックを持っていた友人のおかげでこれがガウディデザインの街灯だということがわかりました。
初期の頃の作品なのでまだおとなしいデザイン。
こちらは無料で見ることができます。
ガウディファンなら必見です!
またガウディ建築のファンならバルセロナを訪れる前に予習しておくといい本もあります。
旅のお供にも。
まとめ:ガウディ建築を見るバルセロナ街歩きとグエル公園への無料入場方法
ぶっちゃけると、ガウディファンではないので、
サグラダファミリアを含むガウディ関連スポットは特に惹かれませんでした。
わたしのようなガウディファンでなくてもカサ・ミラのカフェは一見の価値があります。
カサ・ミラカフェはおすすめ!
ガウディ建築への入場料はどこも高いので「グエル公園」だけでも無料入場の機会を逃さないように。
無料入場できる「営業時間外」入場を目指してグエル公園を訪れてみてください。
サグラダファミリアに関しては以下の記事をご参照ください。