レマン湖沿いの町エビアンは春夏が観光シーズンです。
が、冬にも珍しいイベントがあります。
それはクリスマスシーズンと合わせて開かれる
「流木アート」のイベント。
今回の投稿では流木アートイベントの内容や歴史など
エビアンの冬イベントを楽しむために必要なことが全部わかります!
エビアンの流木アートとは?
毎年12月になるとエビアンに突如現れる流木で作られたアート作品たち。
元々はレマン湖畔や周辺の川に流れ着いた流木を何かに利用できないか?
と考えた舞台芸術家のアイデアで始まったイベントだったとのこと。
このイベントでは流木アートをフロッタン(Les Flottins)という造語で読んでいます。
意訳すると「想像上の生き物」という意味。
作品を見てると映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくるような
ファンタジー系の生き物ばかりで想像力がかき立てられます。
流木アートは本物の彫刻家が先導してボランティアなどを募り
毎年作成されています。
作品の中には登ったり座ったりと、
実際に触れて体感できるものもあるのでかなり頑丈。
釘も使われていますが上手に隠れててぱっと見はわからない出来のよさ。
一度は間近で見ていただきたい作品ばかりです。
流木アートの歴史
2007年から始まったエビアン冬のイベント。
エビアンの近くの町トノンにある舞台芸術カンパニー
「トゥピン・シアター(Théâtre de la Toupine)」の舞台監督のアイデアから
スタートしました。
環境とアートをうまく融合させたイベントは年々拡大し、
今回の2023-24年時のフロッタンの数はなんと
650体!
使われた流木の総量は350トン。
クリスマスと合わせたイベントへの参加費は完全無料!
とても太っ腹なエビアン市じゃないですか?
年明けまで続く24日間のイベントなので
この時期レマン湖周辺を訪れる予定があれば
ぜひエビアンに足を運んでみてください。
2023-24年の流木アートイベント
2023年12月15日(金)から2024年1月7日(日)まで
期間中はさまざまなイベントが行なわれます。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
エビアンの町中に飾られたフロッタン。
自分のお気に入りを見つけてみてくださいね!
ひとつ注意したいのがエビアンへのアクセス。
車で行くのが便利ですが、駐車場スペースが限られているので
電車やスイス・ローザンヌからのボートでのアクセスがおすすめです。
公共交通機関利用に関しては以下のリンクをご参照ください。
CGNボート:https://www.cgn.ch/en/
電車チケット検索:Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索
*インスタグラムにリール動画を投稿してます。
▼動画で様子を見て見たい場合はぜひ!
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まとめ:エビアン 冬イベント「流木アート」
春から初秋にかけてが人気のエビアン。
そんなエビアンですが冬にも珍しいイベントがあります。
それが今回紹介したフロッタンと名付けられた流木アートのイベント。
エビアンの町中に650体もの流木アートが並び圧巻・壮観な風景が楽しめます。
イベントへの参加費は完全無料!
気兼ねなく楽しめます。
▼街歩きの休憩におすすめのパティスリーもあります。
ただエビアンへのアクセスはこの時ばかりは公共交通機関利用がおすすめ。
スイスのローザンヌからボートでアクセス。
もしくはジュネーブや他のフランスの町から電車でアクセス。
この方法がおすすめです。
ボートや電車に関しては以下のリンクをご参考に。
CGNボート:https://www.cgn.ch/en/
電車チケット検索:Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索