ワインで有名なブルゴーニュ地方。
パリからTGVで約1時間半でアクセスできるディジョンは
ブルゴーニュ旅の拠点にしやすい町。
ただアクセスしやすいだけじゃなく
世界遺産にも登録され見どころも豊富です。
今回の投稿ではブルゴーニュ旅の拠点だけにとどまらない
ディジョンの見どころをお伝えします。
＊チケットなどの価格情報は2023年時点のものです。
ディジョンへはパリから電車で簡単にアクセスできます。
が、ブルゴーニュ地方めぐりとなると車があったほうが何かと便利。
レンタカーしたくない場合はツアーに参加すると効率よく
ブルゴーニュ地方めぐりができます。
ワイナリー巡りなどはディジョン発のツアーが多いです。
現地旅行案内所ではフランス語か英語でのやりとりとなるので
リンクのツアーは日本語で内容チェック・予約ができますよ。
ツアーに興味がある人は以下のツアー内容を見てみてください。
ベルトラのツアーを見てみる
ゲット・ユア・ガイドのツアーを見てみる
ブルゴーニュってフランスのどこ？
出典：Wikipediaブルゴーニュ地方はフランスの中東部にある地域。
ワインの産地としてボルドーと並ぶ有名なエリアです。
今回紹介するディジョンはブルゴーニュ地方でもっとも大きな町。
ディジョンはパリやリヨンからもアクセスしやすいので
ブルゴーニュ旅の拠点に最適です。
ただブルゴーニュ地方をめぐりとなると車があったほうが何かと便利。
レンタカーするのが便利ですがツアーに参加すると
ワイナリーめぐりなど個人では訪れにくい場所にも行けます。
ディジョンへのアクセス
ディジョンへはパリからの場合、
パリのリヨン駅からTGVで約1時間半。
リヨンからだと同じくTGVでパルデュー駅から2時間弱。
ジュネーブからはローザンヌ経由で3時間弱かかります。
車でもジュネーブ周辺からだと3時間かかると見積もっておくといいでしょう。
電車のチケット購入なら日本語で買える「Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索
」が便利です。
ディジョンの見どころ4選
市内にあるダルシー公園ディジョンはかつて中世時期のブルゴーニュ公国の首都。
現在はコート＝ドール（Côte-d’Or）のいわゆる県庁所在地です。
そして市内の歴史地区（中心部）は「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」の
一部として世界遺産に含まれています。
というわけで歴史、文化の中心都市ディジョンには見どころがいっぱい！
その中でも見ておきたいスポットを4箇所紹介します。
1. リベラシオン広場周辺
半円形の建物が美しいリベラシオン広場＜地図＞。
重厚感のある建物にはレストランやカフェ、ショップなどあり
昼間だと噴水も上がります。
（わたしたちは朝の散歩時に行ったので噴水は稼働してませんでした…）
リベラシオン広場の周辺は高級感ある建物が並びます。
半円形の建物が並ぶ正面には旧ブルゴーニュ公宮殿＜地図＞があります。
こちらは外から眺めるだけじゃなく中に入ることもでき（無料！）
中世の工芸品やアートを見学することも可能。
火曜日以外の9:00-18:00まで入館できるので時間が合えばぜひ！
また旧ブルゴーニュ公宮殿と同じ敷地内にある
「フィリップ・ル・ボン塔＜地図＞」に登るとディジョン市内を一望することができます。
塔に登るにはすぐそばにある観光案内所＜地図＞へ行き
チケット（5ユーロ）を購入するだけ。
10:30から17:30まで毎日登れます。
2. ノートルダム・ド・ディジョン教会
町の中心にあるノートルダム・ド・ディジョン教会
（Église Notre-Dame de Dijon）＜地図＞。
中にも入れますが外壁に無数に並ぶガーゴイルがなんとも印象的。
後から知ったんですが、
ノートルダム・ド・ディジョン教会で見逃せないのは
もう一方の外壁にある「ディジョンのフクロウ＜地図＞」。
小さなフクロウの像が教会の外壁にあります。
そのフクロウの像を左手で撫でて願い事をするとかなうとか。
また教会周辺の石畳の通りにはかわいいフクロウが描かれた
ブロンズのプレートがいくつかあるので
それを全部見つけるのも楽しそう。（特にお子様連れなら）
見逃してしまったのでまたディジョンに行かなきゃ ww
3. ディジョン歴史地区の街歩き
ディジョン歴史地区といっても先にお話ししたリベラシオン広場周辺の
町の中心がすべて歴史を感じるエリアです。
（現代的なショップなども混ざってますが）
上の写真にあるような木組みのある伝統的な建物も点在しています。
ディジョンといえばマスタードが有名。
日本でも有名な「マイユ（Maille）」のお店。
1747年創業とかどれだけ老舗！？
マスタード好きならお土産にもいいし
ここでしか買えないマスタードもありますよ。
ディジョンの中心 「フランソワ・リュド広場」。
2度目に訪れたのは7月。18:30ごろの様子です。
まだ夕食前で皆さんアペロ（ディナー前のドリンクタイム）を
エンジョイしてて優雅な雰囲気。
この広場から続くフォルジュ通り（Rue des Forges）＜地図＞が
歴史的建造物が残るおすすめの通りです。
4. ダルシー公園とギヨーム門
ディジョンの鉄道駅からも近い街中にあるダルシー公園＜地図＞。
（目の前にトラム停車所もあります。）
宿泊したホテルにも近かったので夕方と朝の散歩で訪れました。
エレガントさとカジュアルさがあいまった雰囲気のいい場所で
特に朝は気持ちがいい。
ダルシー公園の前には凱旋門のようなギヨーム門＜地図＞が立っています。
歩行者ゾーンの入口に立つギヨーム門は18世紀に建設されました。
パリの凱旋門は周辺を車が通りますがここは歩行者のみなので
落ち着いて門の周辺を見渡すことができます。
壮麗で美しいギヨーム門もお見逃しなく！
ディジョン観光に便利なホテル
ホテルイビススタイルからの眺めディジョンは先にお伝えしたようにブルゴーニュ地方でいちばん大きな都市なので
ビジネスを含めた旅行客も多くホテルも多種多様にあります。
わたしたちがディジョンへ行ったのは次の旅先の経由地的な理由だったので
それほど高くなく、でも快適に過ごせそうなホテルを探しました。
で見つけたのが「ホテルイビススタイル」。
イビス（ibis）ホテルはフランスのAccorグループ傘下の
シンプルでリーズナブルなホテルチェーン。
Accorグループ（アコーホテルズ）には以下のホテルチェーンがあります。
- ソフィテル
- ラッフルズ・ホテル
- ノボテル
- プルマン
- メルキュール
- イビス
Accorhotels.comのアカウントお持ちの方は
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犬連れでもOKなのでわたしたちはよく利用します。
（チャージはかかります。確か1泊10€だったかな？）
ディジョンの鉄道駅から徒歩で10分。
車利用の場合は目の前に地下駐車場があり便利。
イビススタイルはイビスの中ではもっとも高級カテゴリー。
ディジョンのイビススタイルにはおしゃれなレストランも併設されています。
紹介した見どころはすべて徒歩圏内でとても便利でした。
ホテルイビススタイルディジョンセントラルを見てみる
ディジョンでヘルシーな食事できる店舗
ディジョンでブルゴーニュワインと郷土料理を食べたい人は
スルーしてください ww
フランスにあるヘルシー系のファーストフードチェーン「Eat Salad」。
宿泊したホテルイビススタイルの真ん前にあったので利用しました＜地図＞。
グルメ旅行じゃなくできるだけ健康的な食事で
旅行の疲れを溜めたくない！という人には最適なEat Salad。
ベースの炭水化物はパスタやライス、キヌア、サラダなどから選べ
その上に野菜やアボカド、メインのタンパク質（エビ・チキン・豆類）を
4種類以上（値段による）選択してカスタマイズできます。
この時はベースにライス、エビや枝豆など選択しました。
フランスで外食すると日本人の胃にはヘビーなことが多いですが
これならお腹がもたれないので旅でも健康的に過ごせます。
ボルドー周辺を中心にフランス国内に60店舗（2023年時）あるので
フランス旅行中にEat Saladを見かけたら利用してみてください。
ディジョン土産ならこれ！
ブルゴーニュ地方らしいお土産なら以下の3点でしょう。
マスタードはマイユだけでなくあちこちで
さまざまなフレーバーのマスタードがあるので
普段日本では見つけられないものにチャレンジしてみてください。
マスタード
チーズ（エポワス）
ブルゴーニュ地方のチーズです。ウォッシュタイプのチーズで中はとろーり！
ブルゴーニュワイン
まとめ：ブルゴーニュ旅の拠点に最適な見どころ満載「ディジョン」
実は初めてディジョンを訪れた時はまた行ってみたいと感じるほど
いい町だとは感じませんでした。
たぶんそれは数時間チラッと立ち寄っただけだからだったかも？
2度目は1泊して中心部だけですがくまなく歩き回ったおかげで
ディジョンがエレガントで見どころの多い町だと再発見！
まずは見ておきたいスポットは以下の4箇所です。
- リベラシオン広場周辺
- ノートルダム・ド・ディジョン教会（フクロウ像も！）
- ディジョン歴史地区
- ダルシー公園とギヨーム門
ディジョンの街中だけなら徒歩で充分動けますが
ディジョンを拠点にブルゴーニュ地方めぐりをするなら
レンタカーするかツアー参加がいいでしょう。
ディジョンを拠点にして数日ブルゴーニュ旅をされるなら
居心地のいいホテルが重要！
わたしたちが利用した「ホテルイビススタイル」がおすすめです。
鉄道駅にも近く、駐車場も目の前。
街歩きにもいいロケーションです。
（犬連れにもフレンドリー！）
またディジョン（ブルゴーニュ）土産なら以下の3点がいいでしょう。
- マスタード
- エポワス（チーズ）
- ブルゴーニュワイン
ディジョンではブルゴーニュらしい食事をしなかったので
伝統的なレストランはボーヌで利用した以下の記事をご参照ください。
もしわたしたちのように旅の間もできるだけヘルシー系な食事をしたい！
という場合は「ホテルイビススタイル」の真ん前にある
「Eat Salad」へ行ってみてください。
この記事がディジョンへ行きたいみなさんのお役に立てれば幸いです。
