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【スイス】世界遺産「ベルン旧市街」の見どころ5選

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スイスの首都がどこかご存知ですか?

昔スイスの首都はチューリッヒだと思ってたわたし ww

TBSの世界遺産という番組で
スイスの首都がベルンだと知りました。

特に期待せず訪れたベルンでしたが、
世界遺産に登録されている「ベルン旧市街」は
想像以上に美しくてくまなく歩きたくなる街並み。

2016年11月末に訪れたベルン。

今回の投稿ではベルン旧市街の見どころ5つと
ベルンへのアクセスやお役立ち情報をお伝えします。

ベルンを訪れる前のチェックリスト

▼毎年11月の第4月曜にベルンで行なわれる「玉ねぎ市」について

【スイス】首都ベルンの一大イベント「玉ねぎ市」毎年11月第4月曜日に開催される スイスの首都ベルンの一大イベント 「玉ねぎ市(ツィベレメリット Zibelemärit)」。 ...

スイスの首都ベルンについて

スイスの首都ベルンは人口約12万人。

日本人感覚からすると

「首都なのにそれだけ?」

って感じがします。

ベルンはスイスの中では人口規模で第4の都市です。
(スイスの人口は約880万人)

ちなみにスイスの人口トップ5の都市は以下のとおり。

スイスの都市人口TOP5

  1. チューリッヒ:約34万人
  2. ジュネーブ:約18万人
  3. バーゼル:約16万人
  4. ベルン:約12万人
  5. ローザンヌ:約11万6000人

(参照記事: world population review

ベルンの紋章をデザインしたビスケット

ベルンという地名は熊に由来する、というのが一般説です。

1191年にベルンを築いたツェーリンゲン公が

「狩りで最初に射とめた動物を町の名前にしよう。」

と提案し、それが熊だったとのこと。

町にはクマ公園(ベーレングラーベン/Bärengraben)もあります。
(ちなみにクマ公園は入場無料!)

スイスでは4つの公用語があり
(ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語)
60%以上がドイツ語圏です。

ベルンはドイツ語圏

ただ本来のドイツ語とはかなり異なるスイス・ドイツ語です。

ドイツ人も理解に苦しむと言われているスイス・ドイツ語 ww

スイスのドイツ語圏でも地域によって少しずつ違うというから厄介です。

ただドイツ語を話せない外国人にありがたいのが、
スイス・ドイツ語圏の人は英語が堪能な人が多いこと。

ベルン旧市街ではすべて英語でやり取りができとても便利でした。

歩くだけで楽しいベルン旧市街

ベルンではアーレ川に囲まれた旧市街が観光のメイン。

「ベルン旧市街」は1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ベルン旧市街は中世の街並みが残っていてとても美しい!

石畳の道の脇には長々と続くアーケードがあり
雨の日でも濡れずに歩けるのが嬉しいところ。

ベルン市内にはバスやトラムがありますが、
旧市街だけなら徒歩で充分周遊できます

ベルン旧市街内なら数時間もあれば歩けちゃいます。

そして街並みが本当に綺麗なので
ただ歩いているだけで楽しい気分になれます。

ここでベルンに関する個人的な話。

昔TBS系の「世界遺産」という番組で
俳優の緒形直人さんがナレーションをしていた頃、
彼の、

スイスの首都
ベルン!

と高らかに響くナレーションが
番組内容よりもずっと印象に残っています。

「スイスの首都はチューリッヒじゃないんだ。
スイスの首都は世界遺産なんだ。」

と頭の中に刻み込まれてからかれこれ15年以上。

ベルンの街並みを眺めながら脳裏に響いてた
緒形直人さんのフレーズ。

「ようやく本物が見れた!」と感慨深かったです。

余談はこれぐらいにして
ベルン旧市街の見どころを紹介します。

1. 時計塔

bern clock tower
ベルンのシンボルである時計塔
(ドイツ語でツィットグロッゲ:Zytglogge)。

なんと1530年に作られたという歴史ある時計です。

中世の時計製造技術の中でも傑作とされる時計塔は
鐘・時計・天文時計・仕掛けのすべてが
ひとつの装置によって動く優れもの。

毎時仕掛けが動くようですが、
残念ながらタイミングが悪く
動くところは見れませんでした。

時計塔に登れる!

実はこの歴史ある時計塔に登れるんです!

時計塔へ登るにはツアー(英語・ドイツ語・フランス語から選択可)
に参加する形式になっています。
(参加費20スイスフラン:2023年現在)

時計塔の歴史や裏側、
展望台から美しい旧市街の街並みが見れます。

もちろん毎時の時計仕掛けショーも見逃すことはありません!

時計塔のツアーが気になるかたは
日本語で予約できるツアー会社【ゲット・ユア・ガイドのサイト
をチェックしてみてください。

2. 旧市街に点在する泉柱

bern-fountains
ベルン旧市街には16世紀に作られたという
個性的なデザインが施された柱が
泉(Brunnen:水飲み場)の中心に立っています。

宿泊したホテルでもらった地図によると
旧市街内に12もの特徴的な柱があるとのことですが、
その中でわたしが発見できたのは5つ。

すべて名前もつけられた泉柱です。

泉柱探しを目的に旧市街を歩き回るのもおもしろいですよ。

bern-fountain
ちなみにこれらの泉のほとんどは飲料水ですが、
飲料に適さない泉もあるので
泉の周囲にある注意書きをチェックしてくださいね。

3. ベルン大聖堂


ベルンを離れたところから見ると一番高く見える塔が大聖堂です。

1421年に建てられた古い歴史のある大聖堂の塔(100m)はのぼることができます。

スイスで最も高い塔を持つベルン大聖堂。

トップからはベルンのパノラマを楽しむことができるようですが、
訪れた時は工事中なのか入口が閉まっていたので中に入れませんでした。

ステンドグラスだけでも見たかったのに残念。

ベルン大聖堂の入口装飾。

大聖堂内に入れなかったので入口だけでもしっかり見ておきました。


大聖堂の裏側には写真にあるようにちょっとした広場があります。


大聖堂広場は高台にあってそこから見下ろすと
このようにアーレ川や街並みが一望できます。

4. スイス連邦議事堂

旧市街を歩いているとここがスイスの首都だとは
正直感じません。

ベルンが首都であることを証明する建物が
旧市街の西よりにある連邦議事堂(=国会議事堂)です。

議事堂前の広場(連邦広場)にはレストランが立ち並び、
マーケットなどのイベントもしょっちゅう行なわれるのでいつも賑やか。

特に惹かれる建物ではないですが、
一応首都に来たからには見ておきたい建物です。


こちらも行政に関する建物のベルン市庁舎です。

市庁舎自体見ておかないと、
という建物でもないですが、
この前に泉柱があるのでいい目印になります。

5. ベルンの絶景が見られる「バラ園(ローゼンガルテン)」

ベルンは遠景も美しいまち。

この眺望を楽しめるのが旧市街から少し丘を登ったところにある
ローゼンガルテン(Rosen Garten)です。(=バラ園)

rosen-garten
旧市街から見たバラ園。

11月末だったのでバラの1本も咲いていませんでしたが
眺めはサイコー!

かなり急な坂道を登る必要がありますが
ローゼンガルテンからの眺めがご褒美となります。

バラ園にある屋台

ガーデン内には屋台やカフェレストランもあるので
食事しながら絶景も楽しめます。

「ベルン旧市街の魅力を詳しい地元ガイドの話を聞きたい!」

そんなあなたには【ベルン旧市街90分ウォーキングツアー】があります。

ベルンへのアクセス

スイスのほぼ中央に位置するベルン。

郊外に小さなベルン空港がありますが、
スイス国内(もしくはヨーロッパ内)からは
電車や車でのアクセスが一般的です。

日本からならチューリッヒ空港までの
フライトを選択するのがいいでしょう。

チューリッヒからだと電車で約1時間。

ジュネーブからだと電車で約2時間でベルンに到着します。

ベルンの鉄道駅は旧市街の入口にあり
旧市街の中心までなら徒歩約12分で行けます。

スイス鉄道サイト:https://www.sbb.ch/en

ベルン以外にもスイス国内旅行するなら「スイストラベルパス」が便利!

ベルン観光のお役立ち情報

ベルンで見た日の入風景

ここではベルン観光で役立つサイトを紹介します。

気になるサイトがあればリンクをチェックしてみてください。

スイス旅行で特に便利なのは「スイストラベルパス」です。

スイス国内の電車・バス・ボートが
有効期間内(3-15日)は無制限で利用可能!

スイス国内約500箇所の美術館にも無料で入場できます。

ベルン観光局サイト:https://www.bern.com/en/home

スイストラベルパス情報:ゲット・ユア・ガイドのサイト

ベルン旧市街ウォーキングツアー情報:ゲット・ユア・ガイドのサイト

ベルン時計塔ツアー情報:ゲット・ユア・ガイドのサイト

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まとめ:世界遺産ベルン旧市街の見どころ5選

本投稿ではベルン旧市街の見どころと
ベルン観光情報をお伝えしました。

見どころ5選は以下のとおりです。

  1. 時計塔
  2. 旧市街に点在する泉柱
  3. ベルン大聖堂
  4. スイス連邦議事堂
  5. バラ園(ローゼンガルテン)

他にもクマ公園やアインシュタインの住居などもありますが
まずは見ておきたいスポットを5つに絞りました。

旧市街はそれほど大きくないので
適当に歩いていてもこれらのスポットには
簡単に行き着きます。

ベルンは街歩き自体がとても楽しいので
スポット探しに明け暮れることなく
街並み自体を楽しんでいただきたい!

おしゃれなカフェも多いので
わたしみたいなカフェ好きにもオススメな街ですよ。

▼カフェ情報ありのベルン旅行記

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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住13年 / 愛知県出身 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネでお伝えします。国内外レアな旅先が多く登場。またカフェやチョコレート情報もお届け。