【中国】西湖十景を目安にしながら周遊する世界遺産の西湖 – 東湖畔編

【中国】西湖十景を目安にしながら周遊する世界遺産の西湖 – 東湖畔編

2017年12月の中国旅。
わたしにとって初めての中国。そして最初に訪れたのが杭州(こうしゅう・はんじょう、英語:Hangzhou)でした。この歴史ある杭州での一番の見どころは西湖(せいこ、中国語:シーフー (Xifu)、英語:West Lake)。
 
この世界遺産にも登録された風光明媚な西湖を西湖十景と呼ばれる美観スポットを交えながら3回に渡って魅力をたっぷりとお伝えしていきます。

西湖十景とは

杭州の中心から西側に位置する西湖。南北3.3km、東西2.8km、外周が約15kmというそれほど大きくはない湖です。なので、脚力のある人なら1日で1周は余裕。
 
そんなコンパクトな西湖には西湖十景と呼ばれる景勝スポットがあります。全て漢字4文字で表される十景。わたしの場合、中国語は全く解さないので発音がわからないし、日本語読みをしてもイマイチ意味が分からなかったので、英語バージョンをみて各スポットの意味を理解しました。
 
というわけで、各名称の後に英語バージョンをカッコ書きで記します。

断橋残雪(Lingering Snow on the Broken Bridge)
平湖秋月(Autumn Moon over the Calm Lake)
曲院風荷(Lotus in the Breeze at Crooked Courtyard)
双峰挿雲(Twin Peaks Piercing the Clouds)
蘇堤春暁(Spring Dawn at Su Causeway)
三潭印月(Three Pools Mirroring the Moon)
柳浪聞鶯(Orioles Singing in the Willows)
花港観魚(Viewing Fish at Flower Harbour)
南屏晩鐘=浄慈寺(Jingci Temple, Evening Bell at Nanping Hill)
雷峰夕照=雷峰塔(Leifeng Pagoda, Leifeng Pagoda in Evening Glow)

とても詩的な響きのある十景の名称。今回の投稿では、西湖の東側に位置する「柳浪聞鶯」の1スポットを取り上げます。
 

西湖で一番有名?な建築物


西湖を紹介する記事や観光パンフレットなどでよく見かけるイメージで一番用いられるのがこちらの建築物ではないでしょうか?
 
こちらは「集賢亭(Jixian Pavilion)」と呼ばれる湖に浮かぶ東屋風な建物。西湖には同じようなスタイルの建物がいくつもありますが、やはりこちらが一番有名&人気。
 
清王朝時代(1644-1911)に建てられましたが、2012年に暴風雨のため倒壊。半年かけて修復したそうです。元々のスタイルはそのままで木造から金属製になったとのこと。また倒壊してしまわないように、とのことです。
 
上の写真は夕方の賑やかな時間帯に撮影したもの。人気スポットがゆえに、いつもたくさんの観光客が写真撮影してます。人が動く時間帯は常にこの状態。
 
人無しの集賢亭を撮影したいなら、、、
 

早朝しかありません!トップと上の写真は早朝、まだ観光客が湖畔を歩き出す前に撮影しました。
 
湖畔や近くのホテルに宿泊すれば早朝撮影はラクラク。ただ早起きするだけです。朝は昼間や夜とは違った楽しみがあるんです。
 

賑やかな湖畔ではユニークなパフォーマンスも


早朝、多くの観光客が湖畔を歩き始める前に西湖へ行くと、中国ではお約束?の太極拳をするグループをあちこちで見かけます。大半は中高年のみなさま。健康そのもの、といった感じの人ばかり!
 

変わったところでは、刀を振り回しながらのエクササイズ。この男性、刀を動かしながら優雅なダンスを披露してました。
 
他にも半端ないストレッチをしてる人、グループダンスをしてる人などなど。早朝の湖畔は地元の元気な人たちの集う場所となってました。
 

観光客が歩き出す時間となると、前述の集賢亭周辺ではユニークなパフォーマンスが見られます。
 
湖畔の遊歩道の石に何やら美しい書をあちこちで見かけます。写真左下にあるように、液体の入った小さなバケツとスポンジタイプの筆でサラサラっと書をしたためる男性が何人もいました。
 
欧米のストリートパフォーマーのようにお金を徴収する入れ物も側にはなく、ひたすら書くのみ。リタイア組で暇つぶしにやってるのか。それにしても皆さん美しい文字を書かれるので最初の日はしばらく眺めていました。
 

モダンなカフェやレストランのある西湖天地


集賢亭から南に下り、湖畔に立つ雰囲気のいいホテル「大華飯店(Dahua Hotel)」を横目にしながら、しばらく行くと、モダンな建物が並ぶエリアにぶつかります。
 
ここが西湖天地(Xifu Tiandi)と呼ばれる緑地公園のようなところ。カフェ(スタバも有り)やレストラン、ショップが立ち並ぶ、どちらかと言えば欧米風なシャレた一角です。
 

訪れた2017年12月はたまたまだったのか、それほど寒くはなく、まだ紅葉が残っているところもあちこちにありました。西湖天地の入り口で目にしたモミジもすごく綺麗でした。
 
とある日、西湖天地にある1軒のカフェに入りました。
 

中華モダンなカフェで中国茶からコーヒーまでいただけるカフェです。中国茶を2人分頼むとかなりのお値段だったので、1人分だけ中国茶でわたしは抹茶ラテを注文。
 

使われているカップや急須、お皿のデザインが素敵。値段が高いのがわかる什器を使用してます。
 
また中国茶を注文すると、写真の奥にちらっと見えるブドウやお菓子などが何種類も付随してきます。いつも食べ切れません、、、。
 
こちらのカフェ情報がネット上で見つからず。場所的には橋の手前でスタバからも遠くはないところに位置したカフェです。12月だったけど、ポカポカ陽気で外のテーブルでお茶できたのが気持ちよかったです。
 

西湖十景「柳浪聞鶯」


上記のカフェから橋を渡って湖畔沿いを南に行くと、西湖のもう一つのイメージである柳の並木道となります。柳の並木道はここだけではありません。西湖一周全体に柳の木が植えられ、ところどころこのような並木道になっています。
 
12月でも柳の葉っぱが残ってたのはありがたかったです。葉っぱなしの柳よりある方がより美しいし、何より中国っぽい。この柳の木が西湖十景のひとつとなっています。
 

湖にある2つのランタンは西湖でも人気の撮影スポット。
 
実はこのスポット「柳浪聞鶯」の正確な位置が訪れた時はわかりませんでした。他のスポットだと「西湖十景 ドコドコ」と白い大理石に刻まれた碑が見つかるのですが、ここではどうにも見られず。現地でネットで調べ切れなかったのが心残り、、、。
 

ただ写真にある場所一帯が「柳浪聞鶯」なのは間違いなさそう。このスポットへの入り口に当たる門が湖沿いにある大通り「南山(Nanshan)路」沿いにあるようで。この門から湖畔に至る柳の木がたくさん植えられた庭園が「柳浪聞鶯」です。(上海ナビさんの記事参照)
 

十景を表す石碑や看板が見つからず、確証が得られないままでしたが、柳の木の美しさに惹かれて、この付近の写真は結構撮っていました。南山路は車がたくさん通るので、東側は一度しか歩かなかったのがいけなかったです。
 
季節が違うのでウグイスの鳴き声は聞こえませんでしたが、「柳浪聞鶯」は美しいエリアです。お見逃しなく!
 

双投橋はウェディングフォトのメッカ?


「柳浪聞鶯」からさらに南に行き、西湖の南端にぶつかる手前にとても美しい橋がかかっています。
 
双投橋(Long Bridge)と名付けられた橋。ある日は伝統衣装を身にまとった男女が中国楽器を演奏(音が聞こえなかったからフリだけだったかも)しているという何とも粋な様子を垣間見る事ができました。
 
ただここも前述の集賢亭と同様大人気スポットで、人無し写真はやはり早朝しか撮影できそうにありません。ただここで面白かったのは、、、
 

ウェディングフォトの撮影会場と化していたこと!
 
12月にしては暖かい日ばかりの杭州だったけど、さすがにウェディングドレスは寒そう。でも中国人女性は女優になれるのか、モデルになれるのか、自信たっぷりな表情が印象的。
 
この橋自体も絵になるけど、ここから見える、とあるスポットを背景に撮影してたのが大半じゃないかと思われます。そのスポットに関してはまた別記事にてお話しします。
 

今回の発見(Discovery)!

西湖の東側での見どころをまとめてみました。
実は最初は西湖十景をひとつの記事にまとめようと考えたのですが、見どころ多すぎで写真も多すぎで却下。それじゃ半分にして2つの記事に、とも考えたのですが、これでもまとめきれない。それだけ見どころ&魅力たっぷりな西湖。西湖南西湖畔編、そして北西湖畔編に続きます。
 
 

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