【新潟】県北部の景勝地「笹川流れ」とおすすめの古刹「乙宝寺」

【新潟】県北部の景勝地「笹川流れ」とおすすめの古刹「乙宝寺」

2018年2月。
秋田県を周遊した後は新潟へ行きました。夫(写真家)はもちろん、わたしにとっても初めての新潟への旅。秋田県と同じく、新潟県もどこでも雪深いと思っていたらそうでもなく。やはり実際に訪れてみないとわからないことばかりです。
 
新潟県は地図を見てわかるとおり、かなり横に広がった大きな県。まずは新潟市で3泊し、そこを拠点としながら、巡った新潟県北部の見どころをお伝えします。

秋田から新潟の移動は特急いなほで


旅計画の段階で秋田の次は新潟へ行く、ということにしました。秋田で借りたレンタカーをそのまま使えるならそれでも良かったのですが、秋田県は東北地方。新潟県は甲信越地方(新潟・長野・山梨)。近頃、日本でのレンタカー予約で利用している「たびらい」サイトではこのように地域をまたいだレンタルができないのがネック。
 
そこで秋田から新潟への移動方法を調べたら、ちょうど秋田駅から新潟駅を結ぶ特急いなほがあることを発見。あまり本数は多くないし、特急と言いながら秋田ー新潟間は3時間40分ほどかかるスローな特急。ww
 
それでもちょうど自分たちの行きたい場所の区間をカバーする電車があってありがたかったです。足元からの暖房がかなり強く、暑いぐらいだったので、喉が渇き、車内販売があったことも助かりました。
 
もちろん途中、山形県の酒田にも停まります。秋田から山形・新潟の日本海側を移動する際は利用価値の高い列車。冬は吹雪の時など運行の遅れがあるようですが、運よくスムーズに新潟駅に到着することができました。
 

新潟県北の村上にある景勝地「笹川流れ」


新潟県の一番北の日本海側にある村上市。こちらの日本海側には「笹川流れ」と呼ばれる景勝地があります。鉄道駅でいうと、桑川駅から越後寒川駅の間の約11kmの区間。特急いなほに乗ると、ちょうどこの区間を列車が走るので景色を楽しめます。
 
トップの写真もその一部で、左側にある岩は眼鏡岩と名付けられています。
 

 

岩の上からのびた形のいい木々などもいくつかあり、夫(写真家)は結構気に入った様子でしたが、わたしはそれほどでもなく、、、。でもひとつとても素敵なスポットを発見しました。
 

笹川流れに行ったら立ち寄りたい塩工房


海岸にある岩から伸びた形のいい木のスポットに程近い場所にいい具合に駐車場があるので勝手に停めたのが、「笹川流れ 塩工房」と書かれた建物のあるところ。
 

すぐ隣には「Salt&Cafe」と書かれた建物があったものの閉まってました。どうにもお手洗いに行きたいタイミングだったので、思い切って塩工房に入ってお手洗いを貸してもらえるかと聞くと、気さくに「どうぞー。」と。
 
用を済ませた後、ようやく落ち着いたので工房内をみると、ショップにもなっていて、塩など様々な商品が所狭しと並んでいました。その横では古い釜があり、何やら作業中。
 
お手洗いを借りたので、何か買わなきゃな、と購入したのが、
 

こちらの塩あめ。ほんのり塩味のある優しい口当たりの飴ちゃんでした。美味しかった!
 
せっかくなので塩作りに関して伺うと、応対してくれた男性がここでも塩の作り方や塩に関することを色々詳しく教えてくれました。以下がその内容です。

・こちらの塩工房では昔ながらの薪を使った塩作りをしている
・工房のすぐ脇が海岸なので直接海水を取り込んで塩作りをしている
・海水から塩ができるまでの時間は約15時間
・1トンの海水からできる塩の量は約16kgほど
・100%海水から作る塩は普通の塩と比べて3分の1の塩分量(つまり漬物や梅干しを作るのに最適)
・スーパーなどで販売されている塩は、外国から岩塩を仕入れて溶かして作るのでかなり塩分が高い
・こちらの塩工房がスタートしたのは平成10年(1998年。塩の専売が終了したのがその1年前。)

これを伺ってから、「塩自体を買えば良かった。」と思いましたが、とりあえず飴ちゃんだけにしました。
 
こちらの塩はAmazonでも購入できます。(他にも笹川流れの塩がありますが、こちらの工房を経営しているのは「日本海企画」という会社)
 

 
普通に売られている塩と比べるとかなり高くなりますが、日本人は塩分過多になりやすいので、それを考えたらこちらの塩を利用する方が健康的で医療費がかからなくなる可能性が高いので、むしろ安くつくのかもしれません。
 
工房での塩作りの様子は職人のいる工房の雰囲気さながらで小さなところですが素敵でした。カフェは冬はクローズするようですが、春から秋にかけてはオープンするので、笹川流れの景色を見ながらお茶ができて良さそうです。
 
 
笹川流れ塩工房/Salt&Cafe
村上市脇川1008-1
Tel: 0254-78-2468
木曜休み(カフェは冬季クローズ)
http://www.isosio.com


 

村上市には他にももっと見どころがあります。
村上市観光情報https://www.sake3.com

胎内市にある真言宗寺院「乙宝寺」

村上市の南に胎内市というちょっとドキッとする名前の市があります。そちらにかなり歴史のある真言宗寺院があるというのを旅の計画段階で発見したので行ってみました。村上市からは日本海東北自動車道を利用するとスムーズです。ちょうどこちらの寺院の最寄りのインターチェンジまでは無料区間で助かりました。
 

駐車場にある境内図を見てもかなり大きく立派な寺院だというのがわかります。
 

仁王門もどっしりとした構えで期待できる雰囲気満々です。
 

境内には三重塔もあります。こちらの乙宝寺(おっぽうじ)はなんと736年開山。奈良時代にはすでに存在していたというかなりの古刹です。
 

朱塗りの鐘楼もキリリと建っていて、こちらの身も引き締まる感じ。
 

境内で目にした阿弥陀如来像かな?それほど積雪量は多くはなかったので、境内を周遊するのもそれほど苦労することもありませんでした。
 
こちらの乙宝寺には松尾芭蕉も訪れたとのこと。その当時からこちらは桜の名所だったそうで、芭蕉も「うらやまし浮世の北の山桜」という句をこちらで読んだそう。
乙宝寺のサイトより)
 
ライフワークの真言宗寺院めぐりの一環として拝観しましたが、またひとつ心に残る真言宗(智山派)寺院となりました。真言宗に興味のない人でもいいお寺だと感じるはずです。
 
 
乙宝寺(おっぽうじ)
新潟県胎内市乙1112
Tel: 0254-46-2016
境内自由(宝物殿のみ300円)
http://oppouji.info


 

新発田城は冬はクローズ、、

最後は新潟市からも程近い、新発田市。こちらはお城がある城下町。素敵な日本庭園(清水園)もあったりで通常ならある程度時間をかけたいところ。ただ冬だと、、、
 

ガーン!新発田城クローズ!!(新発田城オープンは4-11月
 
ちゃんと調べて行けよ、って感じですが。村上市や胎内市よりは新発田市は積雪量が多い感じでしたが、まさか閉まっているとは思わず。
 
この様子じゃ日本庭園もクローズか開いていてもあまり楽しめなさそうかな、と思い「清水園」には立ち寄りませんでした。ちなみに清水園は通年オープンしてますが、1,2月は水曜休みです。
 
新発田市には他にももちろんもっと見どころがあるので、以下のサイトをご参考にしてください。
 
新発田市観光協会http://shibata-info.jp
 

今回の発見(Discovery)!

新潟市は雪は大したことない、と旅の前に人から聞いていたので確かにそのとおりでした。でも北部に行っても日本海側だとほとんど雪はなし。秋田県と同じく、内陸に行けば行くほど、そして中越、上越と西に行くほど雪の多いのが新潟県。地理的に少し不思議な感じですが、標高も影響してるんでしょうね。
 
新潟市から北(下越地方)は、冬でもそれほど雪のことは心配しなくてもいい、というのが発見でした。
 
 

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