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【京都】秋以外は静かな半日コース(詩仙堂・圓光寺・法然院)

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静かに楽しめる京都旅行がしたい!

そんなあなたにぴったりな京都旅半日コースを紹介します。

とはいえ秋の紅葉時期以外の限定ではありますが。

今回の投稿は京都家族旅行の2日目の
半日で訪れたスポットです。

登場するスポットは以下の3箇所+ランチスポットです。

  1. 詩仙堂
  2. 圓光寺
  3. 法然院

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2日目のスケジュール

朝食後、ホテル(京阪 京都グランデ)をチェックアウト(荷物は預ける)

京都バス1日券(600円)を購入し、
バスで一乗寺下り松町まで行き、詩仙堂(500円)へ

詩仙堂そばの圓光寺(500円)へ

ランチ(そば1000円ほど)

バスで銀閣寺近くへ行き、哲学の道を南下し、法然院へ

バスで京都駅へ戻る

市バスは3回以上乗車するなら1日乗車券がお得!(1回230円)

市バス・地下鉄路線図pdf>を事前にダウンロードして
スマホに保存しておくと便利です。

(括弧内にある食事・拝観料などは大人1人あたりの価格です。2019年1月時)

1. 詩仙堂


いいお寺は入り口でわかる。

とはわたしの持論ですが、
それはまさにここ「詩仙堂」のこと。

むしろ地味なぐらいな門ですが、
趣の良さが感じられ、
この後に続く境内が楽しみになる山門です。


拝観入口の手前にある「凹凸窠門(おうとつかもん)」。

メインの建物に入る前にもこのような美しい空間があります。


こちらも拝観入口の前で見られる風景。

「嘯月楼(しょうげつろう)」と呼ばれる書院のちょうど上に当たる部分。

以前(といってもかなり昔)に拝観した際にはこの嘯月楼を見た記憶なし。

その頃は細部に気を向けてなかったからかもしれません。

一部茅葺き屋根になっていることも以前は気づいてませんでした。


この書院からのこのアングルで撮られた写真を見たことある方、
多いんじゃないでしょうか?

春のツツジ、サツキの咲く時期や秋の紅葉の風景が一番人気。

できれば冬の雪景色を見たかったんですが、
そこまで冷え込んでいなかったので見ることができず。

ついでに朝は逆光で満足な写真も撮れずで残念。


詩仙堂に庭園があることは覚えてましたが、
ししおどしの音の印象しか残っていませんでした。

今回庭園を歩いてみたら、
このような美しい茶室「残月軒」があることを発見。

風流です。

冬の時期は開花している花がほとんどないので少し寂しいですが、
庭園は隅々まで歩かないとダメです!


それはこんなかわいらしいお地蔵さんが庭園の端っこにいるから!

とっても小さなお地蔵さんですが、
なんとも癒される表情。

見逃さないように!

詩仙堂は徳川家康の家臣であった
石川丈山の山荘として造営された建物で
現在は詩仙堂丈山寺とも呼ばれ、
曹洞宗(禅宗)の寺院となっています。

京都駅や四条河原町から5番のバスに乗り、
一乗寺下り松町で下車、
徒歩10分弱でアクセスできます。

2. 圓光寺


詩仙堂から徒歩で1分の場所にある「圓光寺」。

臨済宗(禅宗)南禅寺派の寺院で、正門も立派です。


正門をくぐってすぐ右手にある受付で
拝観料(大人1名500円)を支払って進んでいくと
最初に目にするのが「奔龍庭(ほんりゅうてい)」
と呼ばれる枯山水庭園です。

白砂が雲海。

その雲海の中を動く龍を石組で表わしている豪快なスタイルの枯山水。

拝観した日は晴れていたため、
横にある講堂の影が庭園にかかってしまい写真的にはイマイチ。

ユニークな枯山水庭園の概観を感じてはいただけるかと思います。

(日本庭園や寺院などを撮影するのに最適なのは曇りの日。)

春には枯山水庭園周りにしだれ桜が咲き、
全く違う印象になるようです。


奔龍庭を過ぎると左手に本堂。

その前に広がるのが「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」
と名付けられた庭園。

秋にはこの庭は紅葉で真っ赤に染まりますが、
冬の時期は苔の緑が目立つシンプルな庭園となります。


十牛之庭と本堂の間にハッとするような美しさのある水琴窟があります。

耳を近づけるとかすかに響く音が聞こえます。

冬だと拝観者もまばらなので、
清涼感のある音がよく聞こえます。

冬ならではの椿の花の飾りが素敵。

季節によって飾られる花木は変化するんでしょうね。


本堂の中にはこのような四季が描かれた鮮やかな襖絵や、


こちらは一転落ち着いた空間が広がる部屋。

拝観した時、庭園をメンテしている庭師さんたちが何人かいました。

庭だけでなく、本堂内も綺麗に掃除されていてどこも気持ちがいい。

禅寺ならではですね。

このような寺院は訪れるだけで背筋が伸びるようないい気分になれます。

そして、圓光寺で一番人気なのが、、、


この愛くるしいお地蔵さんじゃないでしょうか?

圓光寺と検索して出てくる画像のほとんどにこのお地蔵さんが登場します。

お地蔵さんは十牛之庭の中にひっそり隠れています。

思ったより小さくて見つけるのに少し時間がかかりましたが、
ようやく会えた!という嬉しい気持ちでした。


十牛之庭の奥にはこのように竹林(応挙竹林)も広がり、
そこから少し丘を登っていくこともできます。

丘の上には東照宮という小さな神社や徳川家康のお墓も。

そしてペット供養碑もありました。

眺めもなかなか。

訪れる季節によって全く見え方が変わる寺院なので、
別の季節にもぜひ再訪したいです。

3. ランチ「ぎお門」


詩仙堂や圓光寺を拝観後に訪れやすい、
住宅街の中にあるお蕎麦屋さん「ぎお門」。

パッと見どこにでもありそうな蕎麦屋だけど、
かなりおいしいソバでした。

口コミでも評判良さそうで。

隠れ名店かもしれません。

一乗寺はラーメン店が数多くひしめく地区ですが、
ヘルシー志向ならこちらの蕎麦がオススメです。

4. 法然院

当初の計画ではこの後、今宮神社へ行き、
あぶり餅を食べたかったんです。

*「あぶり餅」に関してはこちらの記事をご参照ください!

今宮神社横にある2軒の「あぶり餅」を食べくらべてみた感想京都北部にある今宮神社の横に「あぶり餅」の店が2軒並んで営業しています。 あぶり餅とは、きな粉をまぶした親指大の餅を炭火で炙り、甘...

時間の都合で京都駅に近づく必要があったため、
バスで帰り道に立ち寄れそうな寺院として
思い浮かんだのが「法然院」でした。


有名な哲学の道ぞいにある法然院

強くおすすめしたい理由の一つは
拝観料無料ということ。


これまで何度も拝観しました。

何度も訪れたくなる理由は山門すぐにある
白砂壇が季節ごとにパターンが変わるから。

この時はまだ新年明けて半月ほどだったので
新春のイメージでしょうか?

この時期に拝観したのは初めてだったので、
また新しい文様を目にすることができました。

過去に拝観した際に撮影した写真と比べると、
もみじなどの葉っぱがない冬の時期はやはりさみしい感じがしました。

それでもいつ拝観してもここで大勢の人がいる、
という状態は皆無。

いつも落ち着いて庭園散策ができる法然院は
現在の京都にあってかなり貴重な寺院です。

近くの銀閣寺や南禅寺での人混みに疲れたら
ぜひこちらの法然院に立ち寄ってみてください。

まとめ:秋以外は静かな半日コース(詩仙堂・圓光寺・法然院)

半日で一乗寺と哲学の道の一部が
堪能できるコースを紹介しました。

  • 詩仙堂
  • 圓光寺

一乗寺にある2つの寺院はどちらも必見。

一乗寺は寺院めぐりより、
ラーメン、カフェめぐり、恵文社などの本のセレクトショップに行く
別のスタイルの京都旅が楽しめるエリアでもあります。

「法然院」のある哲学の道周辺は春と秋は混み合います。

それ以外は割と静かに散策できます。

今回紹介したコースは静かに落ち着いた京都を楽しむのにオススメ!

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中でも「ホテル京阪グランデ」は
京都新幹線駅目の前で
とても便利です。


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*京都旅の王道を半日で楽しむコースに関しては
以下の記事をご参照ください。

【京都】祇園から東山を徒歩で散策する王道コース(1泊2日)京都らしさを感じられる祇園から東山エリア。 京都滞在中に家族と周遊した1泊2日の旅。 京都が初めて、もしくは京都に詳しくない...
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ひさよ
旅好き(32か国)50代女性のひさよです! スイス国境近くフランス在住12年 / 愛知県出身。 フランス・スイスを中心に実際に訪れてよかった国内外の観光情報をおとな女性向けにホンネで語ります。このブログが慌ただしい日々における暮らしの清涼剤になれたらいいなぁと思っています。