【福岡】博多駅周辺の風情ある寺町「御供所町(ごくしょまち)」のおすすめ2寺院と博多駅周辺グルメ

2014年6月に訪れた九州。
広島から移動して最初にたどり着いたのは福岡。福岡に行った、と聞くと福岡県に行ってきたように聞こえ、博多に行った、と聞くと福岡市に行ってきたように思える妙。この福岡と博多の違いはややこしいようなのですが、それも含めた博多駅周辺の見どころを紹介していきます。
 

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寺町の風情ある御供所町


この時がわたしにとって3度目の福岡訪問。それまでは美味しいものを食べるとか、天神などの繁華街を歩くとか、福岡タワーに登るなど、都会を楽しむスタイルでしたが、今回は博多の歴史に触れることができた旅でした。
(今回も福岡タワーには一応行ったけど、悪天候で視界ゼロだったため残念なことに、、、)
 
博多駅から地下鉄で一駅先の祇園駅周辺が御供所(ごくしょ)町と呼ばれ、寺町と言っていいほど多くの寺が建ち並ぶ風情のある界隈となっています。写真にある紫陽花も御供所町で見かけたもの。梅雨の時期の紫陽花は本当に美しい。
 
博多駅からも十分徒歩圏内でこのような静かなエリアがあるのをこの時初めて知りました。歴史好き&寺好きな方にはおすすめです。
 
そして福岡は地理的に中国や朝鮮に近いだけあって、先端の文化をより早く取り入れることができ、文化的に「日本のはじめて」という事項が多いんだそう。はじまりどころのあれこれをおすすめ寺院と混ぜながらお伝えします。
 

1. 東長寺(とうちょうじ)


まずは一番人気の観光スポットでもある真言宗寺院の東長寺(とうちょうじ)から。
 
806年に空海(弘法大師)が唐から帰国して最初に建立した真言宗の寺院。弘法大師は全国で数多くの寺院を建立しましたが、この東長寺が弘法大師による最初の建立寺院であることがここの「はじめて」です。写真はその東長寺の境内にあったお地蔵さん。夜の繁華街「中洲」の文字が博多らしくていいですね。
 

境内には五重塔(写真左の背景)もありますが、都心のお寺なのでそれほど大きくはありません。こちらの目玉は、福岡大仏と呼ばれる木造の釈迦如来坐像。高さ10.8m、重さ30トンと、木造の坐像としては日本一の大きさです。大仏様の胎内を巡る「地獄・極楽巡り」という地獄のイメージ画が飾られているのですが、出口前の数メートルは本当の真っ暗闇。ここぞ地獄めぐり、といった感じで光が見えた時は救われる思いがしました。
 
残念ながら大仏様は撮影禁止。こちらのサイトで全体像を見ることができます。
 
訪れた際に東長寺境内で無料ボランティアガイドをされている方から「博多本」という冊子をいただきました。この中にある地図がとても見やすく、解説も分かりやすく大変役に立ちました。PDF版をダウンロードできるのでご参考に。
博多本PDF版
 
 
東長寺
福岡市博多区御供所町2-4
Tel: 092-291-4459
拝観時間:9:00-17:00
拝観料:無料
アクセス:地下鉄祇園駅1番出口すぐ


 

2. 承天寺(じょうてんじ)


 

臨済宗東福寺派の寺院である承天寺(じょうてんじ)。こちらの寺院が博多で一番心に残ったお寺となりました。最初に訪れた時は山門が閉まっているように見え、一度あきらめて近くのお茶屋さんで話を聞くと、17時までなら入れるはず、と教えてもらい再度トライしてみました。
 

境内で目にしたこのハスの花の見せ方たるや!センスが素晴らしすぎます!
 
 
入っていいのかまだはっきりせず、山門前をうろうろしていたらちょうどひとりのお坊さんが門をくぐられたので、「こちらの寺院のお庭を見せていただくことはできますか?」と聞くと、とても気さくな感じで、「いいですよ~。でもね、聞き方を変えるともっといいよ。ついておいで!」と。
 
喜び勇んでついていくと、寺務所の手前で、「拝観させてもらえますか?って聞いたら絶対大丈夫だから。」と、こそっと教えてくださいました。そのとおりに言うと、無事許可がいただけました。
 
考えてみれば、お寺は「見る」のではなく、「拝む」ところ。聞き方ひとつで違いがでるものです。このマジックワード、今後も使わせていただきます。僧侶の方ありがとうございました!そしてちゃんと最初に御本尊にお参りしてから後ろを振り返ると・・・
 

「洗濤庭(せんとうてい)」という枯山水庭園が本堂方丈前に広がっていました。美しいです!見入ってしまう静寂の美。
 
この他にも中庭も味のある作りでなかなか離れがたかったほど。博多の寺院はレベルが高いです。
 
さて承天寺のはじめては、境内にもそれらの碑がありますが、うどん・そば・饅頭の発祥地だとのこと。結局食べなかったけど、福岡にはうどん屋のチェーン店やうどん屋がたくさんあるのもこれに関連してるのかな?
 
そして承天寺も東長寺同様、拝観料はかからず。京都式のビジネス寺院拝観に慣れてしまっているせいか、このような素晴らしい寺院を無料で拝観できるなんて有難く感じます。
 
 
承天寺
福岡市博多区博多駅前1-29-9
Tel: 092-431-3570
拝観時間:9:00-17:00
拝観料:無料
アクセス:地下鉄祇園駅4番出口徒歩4分


 

聖福寺(しょうふくじ)


日本最初の禅寺(臨済宗妙心寺派)と言われている聖福寺(しょうふくじ)。日本にお茶を広めたとされる栄西(ようさい)禅師により1195年に創建されました。栄西禅師は京都にある建仁寺を開山した僧侶としても知られます。
 
写真は境内にある鐘楼。最初の写真も聖福寺境内にある庫裡(くり)です。歴史はあるのでしょうが、ちょっとメンテ不足な印象を受けたのでおすすめには含めませんでした。一般開放されていない寺院のようで、仏殿などの拝観はひと月前までに申請が必要な様子です。
 
 
聖福寺
福岡市博多区御供所町6-1
アクセス:地下鉄祇園駅1番出口徒歩5分
http://www.shofukuji.or.jp


 
御供所町に関しては下記のサイトをご参考にしてください。
 
御供所町サイトhttp://www.gokusho.info
 

神社なら櫛田神社


厳密にいうと、この櫛田神社は御供所町内にはありませんが、御供所町からすぐそばで徒歩圏内です。
 
櫛田神社は博多祇園山笠の舞台として有名で博多のシンボル。博多っ子にとって大事なこの祭りは毎年7月1日から15日にかけて開催されます。一度見てみたいな。
 
神社自体はそれほど大きくないです。しめ縄はかなり立派。境内に数か国語のおみくじがあったので、夫用にと英語みくじをひいてみました。「Lucky」と出たのは、「吉」ってことかな?まあ悪くはないということで。ww
 
 
櫛田神社
福岡市博多区上川端町1-41
Tel: 092-291-2951
アクセス:地下鉄祇園駅2番出口徒歩5分


 

博多駅はクリーンで使いやすい


2011年3月に開業したJR博多駅に直結する大型ショッピングセンター「JR博多シティ」。
 
福岡市での宿泊先はここ博多駅から一駅先の祇園駅前で十分徒歩圏内。徒歩約7分ほどだったので、一番の繁華街と言われる天神は太宰府に行く時に通り過ぎただけで、3泊した間
、駅ビル内の東急ハンズや阪急のデパ地下、駅のショッピングセンターなど何度も利用しました。
 
2014年に訪れた時はまだまだ新しく清潔感あふれる駅ビルで大変好印象でした。メインの駅の雰囲気がいいとその町の印象が良くなると常々思っているので、この点で福岡市の印象が自分の中でかなり高評価なのです。
 

駅ナカのヘルシー弁当


その駅ビル内にある「博多いっぴん通り」では、マクロビオティックのお弁当が買える店を発見!このような一等地にマクロビ食品を扱うお店があること自体が凄すぎです。
 
購入したのは写真上の玄米おむすびセット。これで500円って安すぎでしょ!?他のお弁当もボリュームたっぷりで700円から800円程度とお値打ち。
 
現在はマクロビ食からは遠ざかってしまいましたが、かつてはかなり厳しくマクロビ食をしてました。久しぶりにいただいた玄米おにぎりは噛めば噛むほど甘みが出て美味しかった!右側にみえる唐揚げも大豆たんぱくを揚げたもので噛みごたえがありジューシー。近くにあったら間違いなく通ってます。こちらのお店は市内に何店かあるようで。いいなー博多っ子。
 
 
エヴァダイニングhttp://www.evahdining.com
 

博多駅周辺の博多らしいレストラン「やまや」


博多駅周辺にあるおすすめレストランをひとつ。
 
博多名物めんたいこにもつ鍋。変な組み合わせだけど、めんたいこメーカーのやまやのレストランだったので、こうなりました。めんたいこはご飯があればより良かったな、と。夫(写真家)には辛すぎて、もう結構とのことでした。ww
 
もつ鍋を食べるような時期ではなかったけど、この日は結構涼しかったし、店内は冷房が効いていて問題なく食べられました。もつ以上にニラやごぼうが美味しかったです。
 
こちらの店舗、ランチ時は店内禁煙のようですが、ディナー時は喫煙可とのこと。周りにスモーカーがいなかったから気にならなかったけど、そろそろ完全禁煙にしてほしいところ。日本全国に店舗があり、韓国やアメリカにも広がっている「やまや」なので、ここが変われば影響力あるかと思いますが。
 
 
博多もつ鍋やまや 博多店
福岡市博多区博多駅中央街1-1
Tel: 092-412-0888
営業時間:11:00-14:00、17:00-23:00(無休)
http://www.y-shokukobo.com


 
ちなみに博多と福岡の違いに関してですが、明治になり市名を福岡にするか博多にするかでもめたそう。元々、福岡地区は武士の町で博多地区は商人の町。あれこれあった挙句、最終的に駅名を博多にし、市名を福岡市にすることで落ち着いたとのこと。それでもやはりわたしの中では博多という呼び名がしっくりくる福岡市です。
(博多本およびこちらの記事参照)

今回の発見(Discovery)!

2014年6月の福岡旅を振り返る形でまとめました。ある程度調べて、寺町である御供所町のことも知った上で歩きましたが、現地で入手した「博多本」に勝る情報は事前チェックでは見つからず。旅のスタイルや好みにもよりますが、わたしたちの旅にはこの博多本が発見の数々に大変役立ちました。やはり現地で手に入る情報というのは最強です。
 

 

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