【アメリカ】インスタ映え間違いなしのアンテロープキャニオン(Antelope Canyon)へ行くには

2017/11/11

2017年8月アメリカ、グランドサークルの旅。
アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)はグランドサークルのほぼ中心に位置するナバホ族所有地にある美しい渓谷です。今回の旅が決まって真っ先に行きたいと思ったのがここアンテロープキャニオンでした。ただしここへは好き勝手に行けるわけではないんです。
 

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拠点となるのはページ(Page)という町


荒野が広がる遠景写真ですが、煙突がある建物がページ郊外にある発電所の建物。その手前、写真中程にグリーン(=街路樹)に囲まれたところがページ(Page)という町です。アリゾナ州の最北部中央に位置し、町の北側にはリゾート地として人気の人造湖パウエル湖(Lake Powell)があります。北に少し車を走らせたらすぐユタ州。
 
ページという町は1950年代に町の北部にあるグレンキャニオンダム(ここもちょっとした観光スポット)を建設する際に作られたんだそう。今ではアンテロープキャニオンや町の南西部にあるホースシューベンド(Horseshoe Bend)などを訪れる観光客が年に300万人ほども訪れるという観光拠点の町となっています。
 
夏(正確にいうと3月から11月にかけてのサマータイム時期)にページを訪れる際に気をつけたいことがあります。それはアリゾナ州のサマータイム時期のややこしい時差です。
 
アリゾナ州の大半はサマータイムを採用してませんが、ナバホネーション(ナバホ族の自治区)はサマータイムを採用しています。そしてページはナバホネーションではありませんアンテロープキャニオンはナバホネーションにある渓谷ですが、ここだけはページと同じ時間帯となっています。
 
ページにいてアンテロープキャニオンに行くだけなら何も混乱することはないですが、他の州から移動してくるとこんがらがってきちゃいます。
 
わかりやすく例をあげます。

夏時間(サマータイム)時期の時差の例
カリフォルニア州&ネバダ州:10am
ユタ州&コロラド州:11am
アリゾナ州(ページなど):10am
ナバホネーション(モニュメントバレーなど):11am

なぜこんなに時間のことをくどく説明するのか、というのも、アンテロープキャニオンに行くにはツアーを利用しないと行けないから。その(予約した)ツアー開始時間を間違えてしまうと悲しいことになってしまうからです。
 

2つあるアンテロープキャニオン

さてそのアンテロープキャニオンですが、2箇所に別れています。

アッパー・アンテロープキャニオン(Upper Antelope Canyon):ツアーのほとんどはこちらで大人気。予約した方がいい。
ロウアー・アンテロープキャニオン(Lower Antelope Canyon):予約なしでも参加できる可能性が高い。

ロウアーの方には行かなかったので、ネット上の情報だけですが、ロウアーへのツアー受付をしている場所を通り過ぎた時は確かにそれほど混み合っている印象は受けませんでした。アッパーとの違いはというと、アッパーは同じ高さの平地を歩き、渓谷内も割と広いので歩きやすく、人とすれ違うこともできます。ロウアーの方は、下に向かって階段を降りて渓谷内に入り、渓谷内の通路もかなり狭く、すれ違うことはできません。
 
そんなところからアッパーの人気が高く、ロウアーは参加者が少なめというのが現状。夏場はロウアーでもある程度混み合うかと思いますが、少しでも人が少ない方がいいと思われる方にはロウアーをお勧めします。
 

アッパー・アンテロープキャニオンのツアーの様子

わたしたちが参加したのは、アッパー・アンテロープキャニオンのツアーでした。ツアーを催行している会社はいくつもありますが、値段・ツアー内容ともどこも大差ない感じです。ただ夏は大人気なので、予約は必須!他の時期でもネット予約できるので念のため予約をしておいた方がいいでしょう。
 
ちなみにわたしたちが利用したツアー会社は「Adventurous Antelope Canyon」。上の写真にある発電所のすぐそばに受付があります。
 

こんな感じのところ。あんまり清潔ではないけど、一応トイレもあります。
 
ツアーは大きく分けて2種類で、一般ツアー(=Sightseer:1時間半)とフォトグラファーツアー(=Photographer:2時間)があります。
 

アッパー・アンテロープキャニオンの入り口の様子。ここまではツアー会社がジープで連れてきてくれます。車の砂埃がひどくてもやーっとした感じに写ってます。
 
 
一般だとカバン持ち込みは禁止、撮影用の三脚もダメ。もちろんカメラや携帯は持ち込めます。フォトグラファーツアーだと、利用したツアー会社の場合は大きなカメラバッグは持ち込みできないけど、三脚及び一脚はOK。もちろんカメラも手に持てるだけOK。そしてフォトツアーに参加するには、カメラの使い方などテクニック関連はガイドさんは指導してくれるわけではないので、知識があることが望まれます。なのでツアー料金との兼ね合いもあって、わたしは一般に、夫(写真家)はフォトツアーに参加しました。
 
ちなみに一般ツアーだと50-60ドル(ツアーの時間帯によって異なる)。フォトツアーは130ドルかかります。なぜフォトグラファーがこんなに高いかというと、時間が長いこともありますが、ガイドさんが渓谷内で人避けをしてくれたり、写真撮影にいい条件を作り出してくれたりなど至れり尽くせりだからなんです。カメラの知識がある方はぜひこちらのツアーへの参加をお勧めします。それは写真の出来が全く違ってくるからです。
 

わたしが乗ったのはこちらのごっつい車。ツアー受付の場所から15分ほどで入り口に到着しました。一般ツアーでは5、6人で一つのグループとなり、1グループに1人のガイドさんがつきます。わたしのガイドさんは18歳の若いナバホの女の子でした。
 

他のツアー会社の車はこんな感じ。わたしが利用した会社の車は幌がついていたので走っている間に砂埃をかぶることはなかったけど、他のツアー会社の車だと砂かぶりまくりそう。ちなみにフォトツアーだと通常のRV車なので、車で移動中にカメラに砂埃が入り込む心配はない模様。
 
一般ツアーは上の写真にある入り口から入り、そのまま渓谷に沿って歩き、一旦反対側の外に出て、また同じ渓谷内を歩いて戻ってくるという流れです。歩きながら、ガイドさんがあれこれ説明してくれたり、撮影のアドバイスをしてくれたり、記念写真を撮ってくれたりします。
 

こんな感じの写真もガイドさんが撮ってくれます。これは上を見て「Look up!」と言われたので指示どおりした結果。このマーブル模様のキャニオンが本当に美しいところです。でも案外写真の方が綺麗に見えたりする不思議も。実際は写真ほどオレンジ色ではないです。それでもやっぱり素晴らしいアンテロープキャニオン。ただし夏のキャニオン内の実情は次の写真のような感じです。
 

各ツアー会社がフル回転で観光客を処理してる感じでした。一旦反対側に出て、戻ってくる時はもっとすごい人混みで、狭いからというのもありますが、すれ違うのもやっとでした。わたしと同じ時間スタートのフォトツアーに参加した夫(写真家)は、わたしが一往復している間になんども渓谷内を行き来していて、なんだか楽しそうな様子。それもそのはず。できあがった写真を見ると元々の技術の差はもちろんだけど、フォトツアーの利点を強く感じました。
 
わたしがカメラで撮った写真はどうもイマイチな仕上がりばかり。スマホで撮った写真の方がマシなぐらい。と、散々だったので、夫撮影の写真をご覧ください。
 

フォトツアーに参加すると撮れるアッパー・アンテロープキャニオン写真

トップの写真とこの後の写真は全て夫(写真家)が撮影したものです。あまりオレンジ色が強く写っていないので、本物に近い仕上がりとなっています。
 

 

 

フォトツアーの強みは、ガイドさんが人を避けてくれるので、地面まで撮影できるところ。これでアンテロープキャニオンのダイナミックさがより伝わることになります。
 
一般ツアーだと、どうしても人を入れないようにしてカメラを上に向けてしまうのでちょっと中途半端になりがち。また渓谷の壁部分からは常に砂が落ちてきているので、カメラに入り込まないかどうも気になってしまうし。なので渓谷内でのレンズ交換は避けた方がいいです。
 

 

 

トップの写真にもあるこのライトビーム。これは7-9月の間の11-13時ぐらいの時間帯にだけ見られる現象です。本当にこのように見えます。これもフォトツアーでないと地面まで一直線に落ちるライトビームを撮影することはできません。
 
一般ツアーでもこの時間帯にかかるツアーは60ドルと通常より10ドル高くなっています。でもそれを支払う価値は大いにあります。本当に美しかった!写真はうまく撮れなかったけど、実際にライトビームを見ることができてよかったです。
 

今回の発見(Discovery)!

何年か前にネットでこのアンテロープキャニオンの写真を見て、一度は目にしてみたいと思っていたので、実際に訪れることができて嬉しかったです。ただ写真がうまく撮れなかったことが残念でした。やはりテクニック関連はきちんと勉強して練習しないと。感覚だけで撮影してばかりだったので反省して今後に繋げていきたいものです。
 
写真撮影技術云々は別として、最近よく耳にする「インスタ映え」(インスタグラムに投稿するのにいい写真)向きな場所であることは間違いないです。ガイドさんに撮影してもらうとまずまずの出来栄えになるのでお願いしましょう。ただツアーの終わりにガイドさんに10ドル程度のチップを払うことをお勧めします。わたし、車に置いておいたカバンにお財布を入れてたので支払えず、、、。チップをポケットに入れてからツアーに参加した方がベターです。
 

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