【栃木】大人気の世界遺産日光観光をお勧めしない2つの理由

2017年4月中旬の日本旅。
福島の大内宿の後はずんずん南下し、日光へ行きました。栃木県に入った途端、そこは日光市。日光市が福島県と接しているというのをこの時初めて知りました。ただ日光の中心部や東照宮がある辺りに行くには福島県との県境からはだいぶ離れています。
 
世界遺産にも登録されている日光なので今や世界中から観光客が押し寄せる大人気の観光地。でも計画を立てている段階からなぜかいい印象がなく、実際に訪れてみたら、夫(写真家)と日本各地の旅を始めてから一番嫌な思い出となってしまった日光でした。

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日光観光の有名どころ

日光を訪れるのは中学の修学旅行以来。訪れた記憶があるのはかの有名な日光東照宮だけ。(きっと他にも中禅寺湖など行ってるはずだけど、)
でも日光が初めてな夫(写真家)にも一応基本的なところは見てもらいたいし、と有名どころは行ってみよう!と試んではみました。
 

日光東照宮


日光といえば東照宮、というぐらい一番有名な観光スポット。訪れた2017年4月はそのひと月前に東照宮内にある陽明門の修復作業が終わったばかりということもあったのか結構な人が参拝に来ていました。上の写真は東照宮で最初の門である表門(仁王門とも呼ばれる)。最初の写真は表門の手前に建つ五重塔。肝心の陽明門は、、、見てません。参拝料を支払うところに長蛇の列ができてただけでなく、その参拝料1300円!!におののいたのが一番の理由でした。
 
日光東照宮
日光市山内2301
Tel: 0288-54-0560
参拝時間:8:00-17:00(4月1日-10月31日)、8:00-16:00(11月1日-3月31日)
参拝料:1300円(宝物館などの入場料は〈こちら〉を参照ください)
http://www.toshogu.jp


 

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)


日光東照宮の隣にある日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)。東照宮で衝撃の参拝料を見たすぐ後に行ったので、こちらに入る気力がありませんでした。ちなみにこちら境内のみの参拝なら無料。神苑という庭園見学には200円かかります。
 
日光二荒山神社・本社
日光市山内2307
Tel: 0288-54-0535
参拝時間:8:00-17:00(4月1日-10月31日)、8:00-16:00(11月1日-3月31日)
参拝料:境内無料(神苑:200円、神橋:300円)
http://www.futarasan.jp/index.shtml


 

日光二荒山神社の境内は3箇所に分かれています。3箇所とは、本社である東照宮横と中禅寺湖畔にある中宮祠(ちゅうぐうし)、男体山山頂にある奥宮です。中禅寺湖畔の中宮祠(上の写真)には参拝してみました。場所柄なのか季節柄なのかシーンと静まり返っていて雰囲気も良くこちらは良かったです。
 

中宮祠の境内には君が代の歌詞でおなじみのさざれ石がなぜだか祀られていました。
 
日光二荒山神社・中宮祠
日光市中宮祠2484
Tel: 0288-55-0017

 

東照宮や日光二荒山神社への参道の手前に流れる大谷川にかかる橋である神橋(しんきょう)。こちらも日光二荒山神社の一部。ロケーションや橋の見栄えの良さから橋の上で写真を撮る人で大人気の様子でした。ただここを渡るには300円かかります。
 

 

輪王寺(りんのうじ)


日光東照宮、日光二荒山神社ともにほぼ同じ敷地内にあると言ってもいいほど近くにあります。そしてこの輪王寺(りんのうじ)も同じ山内に位置します。上記の神橋付近から歩いて行くと、輪王寺が一番最初に見えてきます。
 
日光東照宮、日光二荒山神社の2つの神社と輪王寺が「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。
 
神社よりも寺院に興味があるわたしたち。少なくとも輪王寺は拝観したかったんです。ところが到着してみると上の写真のとおり。メインである三仏堂の絵が書かれた大きな壁。そう2017年4月現在、三仏堂は修復作業中(いつ終了なのかは不明)。代わりに天空回廊と呼ばれる、三仏堂を覆う建物から工事中の様子を見ることができるようにはなってます。
 
これを見たわたしたち、かなり興ざめ、、、。確かに天空回廊を作るのに巨額の資金がかかっただろうことは想像できるけど、拝観料も通常どおり(三仏堂のみなら400円)。工事の様子にも天空回廊からの眺めにも全く興味がないので拝観は取りやめ。ただ確認はしていないので、堂内の仏像などが見られるかどうかはご確認ください。
 
輪王寺
日光市山内2300
Tel: 0288-54-0531
拝観時間:8:00-17:00(4月1日-10月31日)、8:00-16:00(11月1日-3月31日)
拝観料:三仏堂・大猷院共通券900円(三仏堂のみ400円・大猷院のみ550円)宝物殿・逍遥園300円
http://rinnoji.or.jp


 

中禅寺湖


明治時代以降、湖畔には大使館別荘などが建てられ国際的な避暑地としても知られるようになった中禅寺湖。英国大使館やイタリア大使館別荘記念公園など観光客が訪れることができるスポットもあります。ただし4月中旬に訪れた時はそこに通じる湖畔道路は封鎖されていて近づくこともできませんでした。両大使館別荘ともに冬季(12-3月)は休館ですが、4月もクローズってこと?
 
そこだけでなく、できる限り周った湖畔を見た限りでは特に魅力を感じる湖ではありませんでした。
 


 

中禅寺


上記の輪王寺の別院である中禅寺はその名のとおり、中禅寺湖畔にある天台宗のお寺。それほど大きな境内ではないけど、なぜか僧侶の方がずっとついて案内してくれます。つまり堂内の写真は撮れないということ。立派な十一面千手観世音菩薩像も目の前で見れるけど、写真撮影はダメ。
 

五大堂からは中禅寺湖を一望することができます。でもなんだか不完全燃焼な気分でこれで拝観料500円って高くない?と思えてなりませんでした。
 
中禅寺
日光市中宮祠2578
Tel: 0288-55-0013
拝観時間:8:00-17:00(4月-10月)8:00-16:00(11月・3月)8:30-15:30(12-2月)
拝観料:500円


 

男体山


男体山を目にしたのは、日光山内地区から中禅寺湖へ向かう第二いろは坂の終点付近にある明智平ロープウェイの乗り場駐車場からでした。ここからは日光山内に戻る第一いろは坂や滝が見えました。華厳の滝かな?と思ったけど、角度的に別の滝だと思います。
 
男体山に登りたい!という元気な方。登山できる期間は毎年5月5日から10月25日までで、この期間外は入山禁止です。期間中は、午前6時開門で、入山料は大人500円。二荒山神社の奥社に行かれたい方はこの時期を狙ってどうぞ。
 

日光に点在する滝


日光や中禅寺湖周辺の奥日光と呼ばれる地域には数多くの滝があります。一番有名なのは華厳の滝ですが、写真は竜頭ノ滝(りゅうずのたき)と呼ばれる2又に分かれた滝。中禅寺金谷ホテルを過ぎて戦場ヶ原へ向かう手前にあります。
 
滝を見るには結構大変な思いをして登りくだりしながらたどり着くというイメージがありますが、ここ竜頭ノ滝は驚くほどあっさり到着できます。
 

看板に従って車を停め、この滝見台というお土産屋や食事処があるすぐ裏にあります。苦労も何もなく滝を見下ろすことができます。
 
個人的には滝は見下ろすんじゃなく、見上げるか目線の高さで見る方が美しいと常日頃思ってまして。どこを探しても下から竜頭ノ滝を見られるスポットはなくちょっと残念な感じでした。ただ楽して見ることができるという点ではいいのかも。
 

日光杉並木


日光から宇都宮へ行く途中、どこまでも続く杉並木を目にしました。写真はコンクリート道路で雰囲気のいいところではなかったですが、一部は舗装されていない部分もありました。家康の33回忌の年に日光東照宮の参道並木として寄進されたものが今も残っていてとても壮観です。日光だけにとどまらず少し足を延ばすとこの杉並木の街道を見ることができます。
 

日光観光をお勧めしない理由

ここまで読んでいただいて、記述の仕方からわたしが日光の観光スポットを気に入ってない、というのは感じ取っていただけたことと思います。その気に入らなかった理由は大きく2つあります。
 

1. 何をするにもお金がかかる。しかも高い!


(左側のスクリーンショットは「日光世界遺産観光」より)
 
右側の写真は東照宮の表門前にある拝観券受付にあった料金表を撮ったものです。スクリーンショットの方が見やすいでしょうが、前述したとおり、東照宮の拝観券1300円也!広島の宮島にある厳島神社ですら300円なのにバカ高すぎませんか!?
 
同じく前述の輪王寺も輪王寺券900円と強気な値段設定。中禅寺もお寺の規模の割に500円はどうかな?といった印象。そしてちょろっとしか長さのない神橋を渡るだけで300円って。もう笑えてきます。
 
以前は東照宮・日光二荒山神社・輪王寺の二社一寺を拝観できる共通券(しかも1000円!)があったようですが、諸事情のため廃止になったとか。これなら喜んで支払ったはず。そして共通券がないので、毎回受付に並んで券を買って、という時間のかかる行為を時間のない観光客に押し付けている気がしてなりませんでした。
 
それでも遠くからやってきた外国人観光客を始めとする人たちはこのぼったくり感満載の拝観料を支払って拝観してました。でも抗議の意味を込めて、わたしたちは二社一寺には拝観しませんでした。
 
またホテルなどの宿泊施設も驚くほど高いです。その中でも安めのホテルを選択しましたが、それでもちょっとした朝食がつくだけで1泊13000円以上とは。これが最低限の日光価格です。どこも強気な価格設定、、、。ちなみにホテルはこちらです。ロケーションは最高でした。

 

2. 世界遺産にあぐらをかいているような印象

これ、日光だけに限らないですが、「世界遺産」というものに登録されると本当の意味での素晴らしさがどこかに消えてしまう印象があります。これまで何度も感じてきました。世界遺産なんだからそれだけで人がたくさん来る。努力する必要もない。(京都の世界遺産登録されたところでよーく感じること。)
 
ただ日光では、たまたま出会った人が悪かったのか、お店などで関わった人もどこか感じが良くなかったです。運が悪かっただけかもしれませんが、一事が万事。そういう経験が積み重なると全ての印象が悪くなります。
 

唯一美味しくいただけた「本宮カフェ」


神橋からすぐの本宮神社の手前にあるその名も「本宮カフェ」。古民家風の和な雰囲気満載のカフェです。休憩がてら入りました。
(ちなみにここのお店の人もそんなに感じは良くなかった。ww)
 
ここでの印象は一番写真が大きいクラムチャウダー。日光は湯葉が名物ですが、その湯葉入り。器にしているパンは日光金谷ホテルベーカリーの食パン。このパンか丸型のカンパーニュタイプが選べます。
 
味はいいし、スープが染み込んだパンも美味しかった。
 
ここを訪れた時、TBSテレビのNスタという番組取材の人がいて、クラムチャウダー食べてる姿など取られたけど、放映されちゃってたら恥ずかしいかも。(放映は2017年4月26日だった模様)
 
本宮カフェ
日光市山内2384
Tel: 0288-54-1669
営業時間:10:00-18:00(木曜休)
http://www.hongucafe.com


 

今回の発見(Discovery)!

訪れた時期が長野福島と同様、中途半端だったのもいけなかったのかもしれません。それでも季節に左右されない寺社見物でこのような拝観料を目の当たりにしたら、やっぱりクラクラしちゃいます。この拝観料を支払いたくないなら来るな!というならもう行きません。2017年4月の日本旅で一番、いやこれまでの日本旅で一番嫌な思いをした日光の旅でした。全く反対の印象を受ける方も当然いると思います。ただこれはわたしが日光を訪れて受けた印象、そして正直な意見です。みなさまのご参考になれば。
 

 

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