【裏磐梯ペンション】自宅に帰ってきたような安らぎを感じるアン・プ(Table d’hôtes Un Peu)

2017/07/21

2017年4月中旬の日本旅。
福島の裏磐梯(会津地方)を訪れた際に宿泊したのは個人経営のゲストハウス、日本式にいうペンションでした。
普段わたしたちはホテルで過ごす時間より外で過ごす時間の方が断然長いので、夕食の付いていない宿泊施設を選択するんですが、裏磐梯にある宿泊施設は探した限り夕食付きのところがほとんど。それならば、と、東京での写真展の後だし、ゆったりできそうないいところに泊まろう!と選んだペンションはこの上なく素晴らしいところでした。

Advertisement

裏磐梯で泊まるなら夕食付きにしなきゃダメ!!


猪苗代湖近くの道の駅で見かけた会津らしいお土産品。
 
 
旅の前、いつものように裏磐梯でも夕食の付かないバス・トイレ付きという宿泊施設を探していました。ところが、探してもそのようなところは皆無。なんでだろう?という疑問への答えは現地ですぐ出ました。
 
裏磐梯の五色沼や湖周辺には夕食を提供するようなお店がない!
 
実際レストランらしきお店はあるにはあったけど、4月中旬だとオフシーズンらしく、オープンしてるのかどうかが外からでは不明でした。コンビニはあるけど、ランチならともかく、毎晩コンビニ弁当のディナーというのもここまで来て悲しいし。
 
なので、ここでは夕食付きの宿泊施設を予約するのがマストとなります。
 

ターブルドット・アン・プの外観からインテリア

それではわたしたちが裏磐梯で3泊した素敵なペンション「ターブルドット・アン・プ」をご紹介します。
 

ターブルドット・アン・プの外観。4月中旬でもこの雪の量ってすごい!
 
ターブルドット(Table d’hôtes)とはフランス語。英語で言うベッド&ブレックファースト。つまり部屋と朝食付きの宿泊施設のことです。こちらでは朝食だけでなく夕食も含まれています。
 
アン・プ(Un Peu)もフランス語で「少し・ちょっと」の意味。滞在中、オーナーの方にどうしてフランス語の名前にしたのか尋ねてみました。特にフランス語にこだわってはいなかったけど、少しずつ自分たちが成長していけたらいいな、と考えていた時にたまたまこの「アン・プ」というフランス語のフレーズを見つけて名付けた、とのことでした。(確かそのようにおっしゃってたはず。うん)
 
と、この逸話からも想像できるように、オーナー夫妻はとても控えめでゲストとの距離をうまく取られる方達。滞在中、ゲストはわたしたちだけ。おしゃべり好きなオーナーさんだとグッと距離を近づけてきそうなシチュエーションでしたが、一瞬でお客様のキャラを読み取れるのか、わたしたちに対して話しかけすぎず、絶妙なタイミングで接してくださりとても居心地が良かったです。わたしはいきなりフレンドリーな人が少し苦手なのでちょうどいい距離感でした。
 

ある日こちらに戻ってきた時、その日はすごく寒かったんです。そしたら、「温かいお茶でも飲まれます?」と暖炉の前に用意してくださいました。それが上の写真。美味しい緑茶でした。
 

2階建の建物内の踊り場(写真右上)からダイニングルームを見下ろした様子(写真右下)。
 
このように、アン・プの外観もインテリアも洋風なんですが、お湯のみなど純和風なものもありで、いい具合に和洋折衷。このバランスもとても好きでした。
 

部屋についている檜風呂(写真左)。
寝室と洗面所の仕切りに穴が空いていて、そこにさりげなくお花が(写真右上)。
部屋の窓からの眺めはまだ真っ白な雪景色でした(写真右下)。
 
肝心なベッドの写真を撮り忘れちゃいましたが、ツインルームだったのでシングルベッドが2台。部屋自体も広々。何より檜風呂が良かった!これがここに泊まることを決めた理由のひとつでもありまして、予想どおり気持ちよかったです。
 

特別食をリクエストするなら早めに対処が吉


ある日の朝食前のダイニングルーム。
 
 
さて、わたしたちが夕食付きの宿泊プランを選ばないのは、時間が制限される(=自分たちの好きな時間に食べられない。日本では夕食時間が早いことが多い。)というのもありますが、夫(写真家)のグルテン問題も大きな理由です。
 
(グルテン不耐性に関しては、こちらの投稿で説明しています。
→ 【ごあいさつ】 scent of life discovery へようこそ
 
年々そういった特別食に対応してくれる宿泊施設が増えてきているという印象もあります。ただ予約時とか早めに伝える必要有りです。こちらへは予約時に対応が可能かどうかを問い合わせしてみました。
 
すると最初は、「対応はできないです。」との回答が!ガーン!!
 
でもこちらとしてもようやく見つけたいい宿泊施設。すぐに引き下がりたくはありませんでした。
「グルテンフリーのパンを出せなんて言わないし、ソースを分けるなど最低限の対応で構わない。TripAdvisor (トリップアドバイザー)にひどいレビューを書くつもりも毛頭ない。裏磐梯へ行き、こちらのペンションに泊まるのは、東京で写真展を開いた後のご褒美みたいなものなんです!」と返信したら、「お待ちしております。」とのお返事。ホッ。
 
そして用意してくださった料理は朝食・夕食ともに期待以上の素晴らしい内容でした!
 

3日分の朝食。地産地消を心がけていらっしゃるようで、地元産の材料を多く使われています。ソーセージめちゃうま!そして何より感激したのはパン(写真中)。手前に並ぶ小さめの食パン。こちらグルテンフリーのパンなんです。そこまで用意していただけるとは思ってなくて本当にありがたかったです。味ももちろん美味しかった、と夫談。
 
そして感動の夕食!
 

 

 

上から順に1日目、2日目そして3日目の夕食です。毎晩メニューが変わるだけでなく、素敵なメニュー表まで。3日目のみ全ての料理写真あり。
 
こちらもできる限り通常の醤油を使わず、小麦も一切使用しない料理。夫用にテーブルにたまり醤油(=小麦が含まれない)まで用意してくださいました。本当に感激でした!しかもどの料理もめちゃめちゃ美味しい!和洋折衷メニューですが、個人的にはトマトを使った洋風の料理が特に美味しかったです。
 
デザートも通常は小麦を使ったものを用意されるんでしょうが、抹茶アイスクリームやフルーツなどをいただきました。本当に何から何まで気を使ってくださって心から嬉しかった食事タイムでした。
 
こちらのペンション「アン・プ」が気に入られた方!ご予約は楽天トラベルからとなっています。
 

Tel: 0241-37-1060
http://www.unpeu.jp
 

今回の発見(Discovery)!

正直、わたしたちの通常の宿泊費の予算は完全にオーバーする宿泊施設でした。でもここまで特別食に対応していただけて、しかも心から美味しいと思える食事をいただけ、毎晩檜風呂に入れるって。そんな素晴らしい宿泊施設、他にあるでしょうか?訪れた時期が湖を楽しむにはイマイチで期待していたほどの感動は得られなかったけど、ここでの滞在は本当にリラックスでき温かい気持ちになれました。毎日自宅に帰ってきたかのような安らぎを感じていました。裏磐梯へ行かれる際は、「アン・プ」が断然オススメです!
 

福島の旅ならこちらもどうぞ

【福島】期待しすぎず訪れると楽しい大内宿
【福島】見どころの少ない4月中旬の裏磐梯で楽しめるスポットは喜多方にあった!
 

コメントはこちらからどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!(Like!)

-Travel, ホテル, 日本, 東北
-