【四国遍路】修行の色合いが濃くなるお遍路さん高知編

2017/03/08

 
2013年6月に行なった四国遍路。
当初は事前にチェックしていたいくつかの寺院をお参りするだけの予定だったのが、時間的・物理的に訪れにくかった寺院を除いて順に周っていくうちに、四国旅=お遍路さんに変化していきました。
 
今回は徳島編に続く高知編。徳島県は比較的お参りしやすかったのが高知県で一変しました。それはなぜか?

 

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札所間の距離がかなりある土佐・高知県


前回の徳島編にも載せた四国八十八ケ所霊場会公式サイトにあったお遍路さんマップ。この地図を見てわかるように、高知県は横に長い。高知市周辺は札所がまとまっているけど、基本的に札所が点在していて次の寺院までの距離がかなりあります。車遍路でも遠いなと感じたので、歩き遍路だとかなりキツイはず。
 

上のスクリーンショットは同じく四国八十八ケ所霊場会公式サイトからの引用です。ブルーで表示されたのが高知県の霊場。37番から38番の間の距離はなんと94km!これは四国遍路の中で最長の霊場間の距離です。
 
このように寺院間の距離があると特に歩き遍路をする場合、めげてしまうことが多いだろうから、高知県(土佐)のお遍路を「修行の道場」と呼ぶのかと思っていました。ところが、「旅ネット四国」のサイトによると、弘法大師の教えは心身共に仏道を身に付けて善行を積むといった、精神的な面の多い修行を意味するとのこと。なので苦行ではなく、精神を鍛えるための距離間なのかもしれません。
 

高知県(土佐国)内の16箇所参り

さてわたしたちが高知県で周った寺院を見ていきましょう。
高知県には16箇所の霊場があります。その中で拝観したのは10箇所でした。
 
24. 最御崎寺(ほつみさきじ)、25. 津照寺(しんしょうじ)、26. 金剛頂寺(こんごうちょうじ)は拝観せず。
 
というのも、徳島最後のお寺である23番薬王寺(やくおうじ)を訪れた後は海岸線の風景を楽しんでいたんですが、既に夕方。高知最初のお寺、24番最御崎寺(ほつみさきじ)までは23番から約75km。車で約2時間の距離。たとえそこに行ったとしてもそこからホテルを予約していた高知市までは約82km。時間を考えるとその日のうちにホテルにたどり着けそうになかったので、室戸岬にある24番から26番のお寺へ行くのは泣く泣く諦めたのでした。
 

27. 神峯寺(こうのみねじ)


室戸岬にある3寺院をスキップして訪れたのはこちらの神峯寺。拝観時間はとうに過ぎていたけど、中に入ることができたので御朱印はもらえなかったけどお参りだけしました。本堂まで行くには長い石段を上らないと行けませんが、その手前には品のある小ぶりな日本庭園があります。また手水舎手水舎に流れる水は、神峯の水と呼ばれる病気平癒に霊験あらたかと伝えられている水。ひと口含みましたが美味しかったです。
 

28. 大日寺(だいにちじ)


写真は撮ったけど、境内などの詳細の記憶がない大日寺。なので写真だけで省略します。
 

29. 国分寺(こくぶんじ)


高知県では梅雨らしい雨が降る中のお遍路さんとなりました。国分寺を拝観した時はしとしと雨。中門から納経所(御朱印をいただく寺務所)の間の庭園の写真です。日本庭園というのは苔がふんだんに使われていることもあり雨の似合う庭園なので梅雨というのはもしかして一番日本庭園が美しく見える季節なのかも?
 
30. 善楽寺(ぜんらくじ)は拝観したけど、写真も記憶もないので省略します。
 

31. 竹林寺(ちくりんじ)


こちらの竹林寺。4年経った今でも鮮明に記憶がある四国遍路の寺院の中で一番気に入った寺院でした。なので別記事で細かくお話します。写真は竹林寺の本堂です。
 

32. 禅師峰寺(ぜんじぶじ)


石段脇にあるゴツゴツした屏風岩が印象的な禅師峰寺。境内からは高知の海岸線を望むことができ眺めもいいです。
 
33. 雪蹊寺(せっけいじ)(臨済宗妙心寺派寺院)、34. 種間寺(たねまじ)、35. 清瀧寺(きよたきじ)は拝観せず。
 

36. 青龍寺(しょうりゅうじ)


アジサイの季節で参道にはたくさんのアジサイが咲き誇っていて美しかった。でも仁王門前の一休さんみたいなキャラものに書かれた寺院名。これが子供っぽくて興ざめ。こういうキャラものを寺院に置くのはぜひやめていただきたい。こちらの青龍寺だけじゃなかったけど、残念な例として代表になっていただきました。
 
37. 岩本寺(いわもとじ)は拝観時間を過ぎていたけど境内には入れてもらえました。なので御朱印はなし。写真もなしです。境内のお掃除をしていた女性が夫(写真家)を見て、「ここで何か写真撮影するもんなんかあるんかね?」と不思議がっていたのが印象的。ww
 

38. 金剛福寺(こんごうふくじ)


足摺岬の先端にある金剛福寺。ここに行くために四万十市に宿泊したようなものでした。清流四万十川もチラ見はしたんですが、雨天だったためその透明度合いを確かめることは叶わず。
 
四万十市からでもかなり距離を感じた金剛福寺。暴風雨が吹き荒れる中の参拝でしたが、本堂周りに八体仏・十三体仏が並び、境内の池周辺も風情のあるいいお寺でした。足摺岬灯台やジョン万次郎像がこちらのお寺のすぐそばなので行こうとしたけど、ものすごい暴風雨で断念しました。
 

39. 延光寺(えんこうじ)


金剛福寺から74km走って到着した高知県最後の霊場である延光寺。灯篭と歌碑の立つ最初の写真も同じく延光寺の庭園。本堂周辺よりも日本庭園が美しくより心に残りました。
 

今回の発見(Discovery)!

四国って小さく見えるけど、高知県を周るとそんな考えは吹っ飛びます。高知県だけでもこんなにでかいんだ!と。結構苦行な高知でのお遍路さんでしたが、素晴らしい寺院(竹林寺)にも巡り会えとても好印象です。室戸岬に行けなかったのでそこも制覇しないと!
 

お遍路旅のご参考に

【四国遍路】心が入れ替わる体験!おすすめのお遍路さん徳島編
 
四国八十八ケ所霊場会公式サイトhttp://www.88shikokuhenro.jp/index.html
OHENRO(写真集):https://www.olivierrobert.net/ohenro-a-shikoku-pilgrimage
 

 

 

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