【山口】古い街並み好きならきっと気に入る世界遺産の萩城下町

2017/05/24

 
2016年10月。山口県長門市に3泊した間に隣にある萩市に行きました。
まだ若い頃ころ、思い立ってひとり旅しよう!と、「萩・津和野・秋吉台」というよくある組み合わせのツアーに参加しようとしていたけど、なぜか頓挫してこの時まで山口県は福岡への通り道でしかありませんでした。20年越しの夢?がかないようやく行けた萩は古い街並みが保存された風情ある町でした。

 

Advertisement

情報を得るなら萩駅の観光教会へ


雰囲気のある萩駅の駅舎内。
 
萩へ行きたかったわりには準備不足で訪れる前はあまり情報を持っていませんでした。そんな時に役立つのが地元の観光協会(観光案内所)。まずは萩駅の真横にある萩市観光協会へ行きました。萩までは長門市からだと車で無料区間の山陰道を通って30分ほど。
 
ちなみに日本海側にある萩はアクセスのいい町とは言いがたい。例えば新幹線の最寄り駅は瀬戸内よりの新山口駅でそこまで車やバスで1時間超かかります。
(観光協会サイト:萩へのアクセス参照)
 
それと宿泊施設もないことはないけど、わたしたちの予算オーバーするホテルや旅館ばかり。長旅をしていて1泊一人分が1万円以上は高いです。(それだから長門に宿泊したわけです。ちなみに宿泊先はKULABO大正館。レビューはトリップアドバイザーに書いたのでご参考に。)
 

話が逸れましたが、萩駅横の観光協会では地図をいただき、駐車場や街並み情報をゲットできたので街歩きがラクラク楽しめました。地元のことは地元の人に聞け、です。
 
 

世界遺産にも登録された萩城下町を歩く


萩は関ヶ原の戦いに破れた後の毛利輝元によって作られた城下町。現在もその武家屋敷や商人の住まいが保存され当時の雰囲気を味わうことができる街並みが大変魅力的。観光人力車も見かけました。
 

なまこ壁のあるこの通りは菊屋横丁といい、日本の道100選にも認定されている風情のある通りです。こういう通りは歩くだけでワクワクします。
 
訪れてから初めて知ったんですが、ここ萩城下町は「明治二本の産業革命遺産」のひとつとして2015年に世界遺産に登録されています。萩周辺には他にも4箇所登録されているスポットがあるので、興味がある方は下記のリンクをご参照ください。
 
萩の世界遺産スポット
 

萩はまた萩焼の産地でもあります。柔らかい雰囲気でわりとシンプルなつくりなところがわたし好み。上の写真を撮ったお店で小さなミルク入れを記念に買いました。液漏れすることもなく使い勝手のいいもので大満足中。
 
 

和の風情がお好みなら菊屋家住宅へ


上記の菊屋横丁と伊勢屋横丁の間にある菊屋家住宅は藩の御用商人の住宅で重要文化財として保存されているところ。入場料が600円もかかりますが、和の風情がお好きな方なら入るべき。特に庭園が素晴らしいです。
 

訪れた日はいいお天気で散策するには気持ちがよかったんですが、晴れた日の写真撮影がいいことばかりではないことを実感しました。特にこのような建物の横にある庭園には影ができてしまうので、曇りまたは薄曇りの方が撮影しやすいことがようやく理解できました。それでも美しい庭園には変わりありませんが。
 
菊屋家住宅
萩市呉服町1-1
Tel: 0838-25-8282
時間:8:30-17:30(無休)
入場料:600円
http://www.kikuyake.com


 

写真好きにもおすすめな毛利家の菩提寺「大照院」と「東光寺」

前述のとおり毛利家によってつくられた城下町である萩。その毛利家の菩提寺が2箇所あります。そのどちらも拝観しました。毛利家に興味があったというわけではなくてどちらにも圧巻な毛利家墓所があるというのがその理由。
 

萩駅から程近いところにある大照院(臨済宗)の毛利家墓所です。こちらには初代藩主、2代目から12代目藩主までの偶数藩主と婦人の墓石があります。そして圧巻なのがその手前に並んだ600基もの石灯籠。これらは藩士によって寄進されたものです。
 

お墓なのでなんですが、こういった同じものが重なり合う風景というのは被写体として面白いもの。このような被写体がお好みの方にはたまらない寺院です。
 
大照院に関してひとつ注意。2018年まで本堂と経堂の補修工事が行なわれているのでどちらも見学ができません。知らずに訪れてほとんど見学できなかったのに拝観料(200円)を支払うことは納得いきませんでした。墓所には拝観受付を通らずに左手から入れるのでこの期間はもしかして無料で墓所見学できるのかもしれません。
 
大照院
萩市椿青海4132
Tel: 0838-22-2124
拝観時間:8:00-17:00(3月-11月上旬)8:00-16:30(11月下旬-2月)
拝観料:200円


 
もうひとつの菩提寺である東光寺は幕末期に吉田松陰が主催していた塾である「松下村塾」のあるエリアにある黄檗宗寺院。こちらには毛利家の3代目から11代目までの奇数代藩主と夫人の墓石があり、大照院と同じく寄進された500基もの石灯籠がその前に並んでいます。
 

 

大照院の雰囲気と似ていますが、東光寺の墓所にはもみじがあったので紅葉時期は違う様子が見られそう。こちらは門構えからして名刹だと思わせる立派な寺院でこの時の旅でいちばんお気に入りの寺院でした。
 

1693年ごろ建立された総門。こちらが一番最初に目にする門です。
 

1812年ごろ建立された三門。こちらも堂々たる門です。
 

大雄宝殿という名の本堂。この裏手に墓所があります。
 
個人的に中国禅宗である黄檗宗寺院は寺構えというか全体の雰囲気が好きです。総本山の京都宇治にある萬福寺もよかったし。萩に来たらぜひこちらの東光寺へも足を運んでみてください。
 
東光寺
萩市椿東1647
Tel: 0838-26-1052
拝観時間:8:30-17:00
拝観料:300円

 

城下町内にある真言宗寺院「円政寺」


最後に情報として萩城下町の江戸家横丁沿いにある真言宗寺院である円政寺のお話。
 
四国遍路を経験してから真言宗寺院をめぐることをライフワークとしているわたしたち夫婦。なので各地の真言宗寺院をチェックしては拝観していますが、ガッカリ寺院も結構あります。この円政寺はその残念な方の例。
 
写真は山門ですが、ごちゃごちゃした山門内の様子がうかがえます。実際境内は説明看板など物に溢れ収まりが悪い様子。そして住職さんなのかわからない男性があれこれ説明してくれるのはいいけど、ちょっと押し付けがましくて自分たちのペースでお参りができないこともマイナス要素でした。拝観料(200円)を支払うと城下町のイラスト地図がついてくるけど、観光協会でもらった地図だけで十分。なのでここは行かなくてもいいスポットとして紹介しておきます。
 
円政寺
萩市南古萩町6
Tel: 0838-22-3031
拝観時間:8:00-17:00
拝観料:200円
 

萩観光に役立つサイト

萩市観光協会http://hagishi.com/index.html

今回の発見(Discovery)!

城下町萩で訪れたスポットを紹介しました。他にも萩城址や吉田松陰ゆかりの松下村塾、松蔭神社など幕末の歴史に興味のある人にも魅力的な萩です。個人的には城下町や昔の街並みが保存されている町が好きなので、松江とか京都とか、松本とかが好きな人はきっと気に入るはず。アクセスしにくい町ですがぜひ萩へ行ってみてください。
 

よろしかったらこちらもどうぞ

【山口】奇岩のある海岸線風景を撮影したいなら青海島へ行かなきゃ
【山口】CNN「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた元乃隅稲成神社に行ってみたいあなたへ!
【京都洛南】お茶で有名な宇治は平等院だけでなく萬福寺もおすすめです
【京都落西】嵐電乗って人気の嵐山・嵯峨野を制覇しよう
【島根】松江中心部の見どころは和の風情にあふれた松江城周辺と夕日スポット宍道湖
 
萩観光どんぴしゃのガイドブックです。

 

コメントはこちらからどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!(Like!)

-Travel, 中国, 日本
-, , ,