【島根】松江中心部の見どころは和の風情にあふれた松江城周辺と夕日スポット宍道湖

2016/12/14

 
2016年10月の山陰旅。
鳥取県の次はお隣の島根県を旅しました。見どころがギュッと詰まった松江を拠点として出雲大社を含め島根県を周遊。今回は見どころの多い松江の中でも中心部である松江城周辺と夕日が美しく見えるスポットとして有名な宍道湖を紹介します。

 

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松江のシンボル「松江城」


2015年に国宝指定された松江城は松江のシンボル的存在。(ちなみに他の国宝の城は、松本城・犬山城・彦根城・姫路城です。)
JR松江駅からは歩くには少し遠いですが、県庁が隣にあり市の中心地に位置します。黒い外観が締まってみえてなかなかいい感じです。サイズ的にも大きすぎず小さすぎない程よい大きさでわたし好み。決して城マニアではないですが、好きな城はたいがい黒い外観のお城です(松本城・熊本城がそれ)。
 
天守閣にのぼるには入城料金(560円)がかかりますが、城山公園内を城を見ながら歩くだけなら無料です。
松江城のトリビアとしては、2mの高さを誇る木造では最大のしゃちほこがてっぺんに鎮座していること。金のしゃちほこよりシックでいいです。春は城山公園内の約200本の桜が咲き乱れる桜の名所でもあります。春にも見てみたい!
 
松江城
松江市殿町1-5
Tel: 0852-21-4030
入城時間:8:30-18:30(4-9月)、8:30-17:00(10-3月)無休
料金:560円
アクセス:JR松江駅からレイクラインバスで10分「大手前」下車すぐ
http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/index.html


 

松江水燈路が体験できる10月神在月


全く知らずに松江城を10月に訪れたんですが、ちょうど松江水燈路(すいとうろ)という松江城周辺をライトアップするイベントが行なわれていました。昼間に松江城周辺を歩いていてポスターを見つけて夜にも城周辺を歩きました。
 
10月は旧暦では通常神無月(かんなづき)と言われます。それは全国の八百万の神々が出雲の国に集まり神様が留守になるから。ただし松江や出雲のある出雲の国では神在月(かみありづき)と呼ばれます。こちらのイベントは神事ではないですが、神在月を彩るイベントとしてスタートしたんじゃないかと推測してます。
 

 

子供の作品から本格派まで様々な行灯が城山公園内から周囲のお堀までずらーっと並ぶ光景は幻想的で美しかったです。10月の夜ならまだそれほど寒くもないので夜のイベントも楽しめます。
 

 

お堀にかかる橋のたもとに以前熊本で見かけた竹製の竹あかりのオブジェが飾られていました。「希望の灯 熊本」と彫られた竹あかりもあったので、近くで募金をしていた人に尋ねてみました。
 
熊本で竹あかり演出をされている「ちかけん」さんのお弟子さんが出雲に住んでいて、2016年4月に起こった熊本地震からの復興を願って製作したとのこと。微々たる金額ですが、募金しました。地震からの1日でも早い復興を願って。
 
松江水燈路が行なわれる10月の週末と祝日には通常は駐車場のスペースに屋台が並びあれこれ食事ができます。おでん、焼き鳥、カレー、ねぎやきを食べました。いいディナーでした。ww
 

夜、松江水燈路へ車で出かけられる方に駐車場情報
県庁裏の県立図書館前の砂利の駐車場が夜は解放されていたのか無料で停められました。夜だけじゃなく土日祝日は一般開放されるようです。松江城のたもとにいるガイドさんから観光マップや駐車場マップが役立ちました。
 
松江水燈路http://suitouro.com
 

城下町の風情を感じる武家屋敷通り


松江城の北側のお堀沿いに武家屋敷が立ち並ぶ「塩見縄手(しおみなわて)」という一画があります。松江の伝統美観地区にも指定されていて風情を感じる通りです。
 

通り沿いの建物と石灯籠。
 

塩見縄手の目玉は一時期松江に住んでいた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の旧居や記念館です。どちらにも入りませんでしたが、歴史の授業に出てきた今でいうマルチライターである彼に興味がある方は訪れてみてください。塩見縄手の通りを歩いているだけでも十分楽しいですけどね。
 
武家屋敷(塩見縄手地区)
http://www.matsue-tourism.or.jp/buke/


 

イチオシ!松平不昧公ゆかりの茶室「明々庵」

塩見縄手を歩いていた時に発見した看板をもとに訪れたお茶室が松江城周辺のスポットで一番気に入ったところでした。
 

明々庵(めいめいあん)と名付けられたお茶室は1779年に松江藩7代目藩主であった松平不昧(ふまい)によって建てられたもの。彼は大名茶人で本当の名前は治郷(はるさと)ですが、茶名(号)の不昧(ふまい)として知られる人。
 
政治家としてはそれほどだったという不昧公ですが、茶人としては一流で茶の湯に欠かせない和菓子文化が松江で発達したのは彼のおかげとも言われているようです。松江が和菓子で有名なのは以前から知っていましたが、そのルーツのひとつに偶然たどり着けたのはやはりわたしが和菓子好きだから?
 
明々庵の建物は現在は展示用となっていますが、お庭を含めて随所に美を感じる素晴らしい空間が広がっています。
 

門をくぐったところ。門が苔むしているのが味があっていい。
 

抹茶を希望すればこの部屋から美しい庭や明々庵の茅葺き屋根を見ながら頂くことができます。
 

お茶をいただく時に不昧公や茶の湯の作法、松江の和菓子のことなどかなり長い説明を受けました。それだけ松江のお茶文化に誇りを持っているんでしょう。抹茶についてきた和菓子はもちろん松江ならではのもの。緑色のお菓子が若草で黄色が落雁の菜種の里だったはず。京都以外でここまで茶の湯文化を味わえるのって松江ぐらいしかないんじゃない?と思った次第です。抹茶好きな方はぜひ明々庵に行ってみてください。
 

ちなみに明々庵の入口手前は松江城のビューポイントでもあります。それと、外国人は入館料が半額以下の200円!これは小泉八雲さんのおかげなのかな?
 
明々庵
松江市北堀町278
Tel: 0852-21-9863
観覧時間:8:30-18:30(4-9月)、8:30-17:00(10-3月)
入館料:410円
抹茶(干菓子付):410円
アクセス:JR松江駅からレイクラインバスで15分「塩見縄手」下車徒歩約5分
http://www.meimeian.jp


 

夕日スポット「宍道湖」


夕日が美しく見えるスポットとして有名な宍道湖(しんじこ)。湖畔はJR松江駅からもなんとか歩いていける距離にあります。
 
宍道湖畔で夕日が見えるスポットは島根県立美術館からその横の岸公園、そしてそのまま湖畔沿いを歩いていくと「宍道湖夕日スポット」と称された場所があります。曲線状の階段があるのでそこで夕日待ちをしている人がたくさんいました。
 

多くの人が撮る構図がこちら。この辺りは袖師ヶ浦と呼ばれるところで、大きい方のお地蔵さんは袖師地蔵、小さい方は石灰地蔵と名付けられています。湖に浮かぶ島は嫁ヶ島。島には神社もあり、岸公園沿いにある港から船で島に行くこともできます。(たぶん写真撮りたい人たちには迷惑なサービス。ww)
 

袖師地蔵さんたちを正面から見るとこんな感じ。現在の地蔵像は1993年に新しく作られたもの。見慣れたアングルだからなのか、後ろから撮影した方が感じよく見えます。
 
松江観光協会のサイトでは週間夕日指数(夕日予報)情報が確認できるようになっているので、夕日を見たい方、撮影したい方の参考になります。
 
宍道湖夕日スポット


 

今回の発見(Discovery)!

以前から行ってみたかった松江は和の風情たっぷりの素敵な町でした。個人的には松江城近くにある明々庵がいちばんのヒット!松江の茶の湯、和菓子文化にも触れられ、松江城のビュースポットでもあるのでオススメです。
 

松江観光のご参考に

水の都松江観光協会http://www.kankou-matsue.jp
松江ツーリズム研究会http://www.matsue-tourism.or.jp
 

 

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