【和歌山】高野山宿坊利用の良い点悪い点

2016/11/16

 
2015年12月に再訪した高野山。前回は和歌山市からレンタカーで通うスタイルでしたが、今回は宿坊を利用しました。同じ宿坊に2泊したのですが、良い点・悪い点どちらもありました。人によって合う合わないがあるかと思いますが、今後宿坊利用を検討されている方の参考になるよう利点と問題点について書いていきます。

 

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宿泊した宿坊

奥の院に程近い「恵光院(えこういん)」に2泊しました。
ekoin entrance夜の恵光院・毘沙門堂前。

この宿坊を選んだ理由はただ一つ。宿泊料金が他の宿坊より安かったから!
宿坊利用は今回が初めてだったのであれこれレビューをチェックしたり、料金をチェックした上でこちらの恵光院が一番良さそうな気がしたんです。(宿泊後の感想は今投稿の最後に)
 
 
恵光院
和歌山県伊都郡高野町高野山497
Tel: 0736-56-2514
ウェブサイト:http://www.ekoin.jp


 
 

宿坊利用の良い点

高野山には宿泊できる宿坊が52寺院あります。全部の情報は、「高野山宿坊協会」のサイトで確認できますが、寺院名と部屋数・収容人数、駐車場、簡単な設備の情報一覧(各寺院へのリンクは貼ってありますが)だけだし、52寺院もチェックしきれないので、いつものホテル探し方法と同じく、TripAdvisor (トリップアドバイザー) レビューのトップ10あたりをチェックしてみました。(高野町の宿泊・宿泊施設でチェックしてみてください。)

高野山の宿坊は52寺院もあるのでそれぞれ違う点はあるでしょうが、概ね似たり寄ったりではないかと思います。(施設の規模やグレードの違いは当然あります。)
 

1. ここでしかできない体験ができる

多くの宿坊では写経などの体験が宿泊料に含まれていてチェックイン後から体験することができます。それらは強制ではなく、体験したい人だけ参加で大丈夫。

恵光院では他に朝の護摩供養を見学することもできます。

gomagyo1

護摩堂(毘沙門堂)の外から見た護摩供養(初日は遅くなって中に入れなかった、、、)

gomagyo2
護摩堂内の護摩供養の様子。
護摩供養とは、

 
釜で火を焚いて大日如来や不動明王や火の神などさまざまな神仏の降臨を念じ、人間の願いをささげる祈りの儀礼
 

のこと。朝の外気がバンバン入ってくるので寒いですが、ホットカーペットがあったのがありがたかったです。

 
恵光院では他に阿字観(あじかん)体験もできます。
阿字観とは真言密教の瞑想法のひとつ。「阿」の字は天地の誠を表す一字の真言で、その一字を念ずること。
ajikan room阿字観道場に一番乗りしたので誰もいない時に撮りました。
左上の写真の月輪の中にあるのがサンスクリット語の「阿」を意味するとのこと。この前で瞑想を行なうのが阿字観です。

瞑想に興味があるのでこれは大変興味深い体験でした。阿字観のワークショップとか定期的に通えるコースがあったらもっとディープに習いたいと思ったぐらいです。瞑想に興味がある方はこの阿字観体験ができる宿坊を選択してください。
 
 

2. 精進料理が美味しい

dinner preparation

宿坊で出される食事は当然ながら精進料理です。これがダメということなら泊まるのは苦痛なだけなのでやめたほうがいいでしょう。

恵光院では各部屋に食事を運んでくれます。

shojin dinner1

初日の夕ご飯。

精進料理ですが、グルテンが含まれている食材というのは使われるので、一人分だけグルテンフリー食をお願いしたらそのように用意してくれました。

手前がグルテンフリー食です。見にくいですが、天ぷらが素揚げになっているのが分かりますか?

sesami tofu

こちら高野山名物のごま豆腐。これメチャうまです!ちなみに上のバージョンが通常のごま豆腐で醤油がかかっています。

sesami tofu gf

こちらが醤油のかかっていないごま豆腐。醤油の原料には小麦が含まれているのでグルテン不耐性の人は醤油がダメなんです。こういった配慮をしていただけたのは本当に助かりました。

shojin dinner2

2日目の夕ご飯。

shojin breakfast1

こちらは初日の朝食。みそ汁にお麩が入っていますが、これは私用。お麩はグルテンでできているのでグルテン不耐性の人は食べられません。

shojin breakfast2
最終日の朝食。朝食はあまり代わり映えがなく、ちょっと量的に少なめだったのでご飯をおかわりしました。
 
 

宿坊利用の悪い点

どんなこともパーフェクトに要求に応えてくれるものはないもので、宿坊にもイマイチな点があります。それは、、、
 

1. 宿泊料金が高い

ekoin room恵光院での部屋と部屋からの眺め。

宿坊での宿泊料というのは見た限りどこも高いです。前述したとおり恵光院を選択した理由が安かったからですが、こちらでも1泊1人10500円でした。2泊で合計42000円。1泊1部屋で一万円以下が普通の私たちには1泊2食付きとはいえ高すぎると感じました。宿泊料に対する感じ方には個人差があるかと思います。
 
 

2. 冬は寒い!

これです、一番困ったこと。隙間風が辛かった・・・。
日本の家屋って夏を基準に造られているからなのか、冬は寒いですよね。久しぶりにそんなことを思い出しました。部屋にはファンヒーターもコタツもあったんですが、それでも寒かった。

そして部屋にトイレやバスルームはついていないので、トイレに行ったり、お風呂に行くたびに寒い廊下を歩かなければならなくきつかったです。トイレが近めの私はあまりトイレに行かなくてもいいようにあまり水分をとらないようにしたぐらいでした。

 
 

3. 朝が早い

朝の護摩供養への参加は強制ではないですが、朝はゆっくり寝てはいられません。というもの朝ご飯が運ばれてくるから。これは宿坊にもよるかと思いますが、どこでも朝ご飯の時間は普通のホテルよりは早いんじゃないでしょうか。

ホテルじゃないんだから、お寺なんだから、そんなの当然、と思える人は問題ないと思います。
 
 

宿坊利用の感想

宿坊初体験の良い点・悪い点をつらつら書きましたが、結論として私たちには宿坊は合わない、ということがわかりました。体験や食事はよかったのですが、それ以上に辛かった部分が大きかったからです。

もっといい宿坊に泊まればそんなに寒い思いをしなかったかもしれませんが、もっといい宿坊は1泊で2人分40000円以上なんてザラ。それは予算的にきついので無理。

夏に宿泊したならまた違う意見だったかもしれませんが、今後高野山で宿坊を利用することはないと思います。

個人的な意見を並べただけなのであまり参考にならないかもしれませんが、一レビューとして捉えていただければ幸いです。
 

最後までお読みいただきありがとうございました

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