【青森】レアなお遍路・津軽弘法大師霊場をめぐる旅

2016/09/05

今回の青森の旅では八甲田山での樹氷などの自然を堪能する事以外にもうひとつしたいことがありました。それは2013年に訪れた高野山や四国遍路以来のライフワークになりつつある、真言宗の寺院を参拝すること。

東北地方で真言寺院を探していたら、津軽地方で23寺院を参拝するお遍路さんがあるようなので、それに従って時間が許す限り回りました。といっても参拝できたのは8寺院のみ。雪の時期は道中に時間を取られることが多く、なかなか思いどおりにはいかないものです。それでも素晴らしいお寺にも伺うことができたので、いくつか紹介していきます。

未年用の切り絵が飾られた本堂は、第18番札所の陸奥護国寺。高野山真言の寺院で、青森市内にある浅虫温泉がある地区にあることから、浅虫の高野山としてよく知られているようです。

大型車は通行できない細い上り坂を登ってたどり着いても境内らしい雰囲気がなかったので、寺務所らしい建物に入り参拝したい旨を伝えると、「中にどうぞ。」と気軽に案内してくださいました。どうもその建物が本堂への入口だったようです。

本堂まではご住職さんが案内してくれ、寒いからと暖房をつけてくれた上に、どこでも好きに写真撮影していいとも言ってくださり感謝、感謝。おかげで弘法大師像を含めた普段は決してカメラに収められない仏具を撮ることができました。親切なご対応、ありがとうございました。

 

話が少しそれますが、護国寺へ行く細い上り坂に入ったとたんに、家の横につながれていた秋田犬を発見したんです。忠誠心の強い犬種なので、見知らぬ私たちが車の窓を開けて声をかけても吠えられるばかり。でも何だか憎めない顔つきで帰り際にも会うのを楽しみにしてました。

そしてその帰り際にも変わらずつながれた状態の秋田犬は私たちを見るなり吠えだしました。私は車を停めて、夫に「記念に写真撮ってよ。」と窓を開けようとしながら頼んだ瞬間、反対の左側の丘から何かが降ってきて、車のすぐ前に落ちました。かなり固そうな音だったけど、雪の塊だろうと思ってよく見てみると、30cm四方ほどの石だったんです。

「ひえ〜、この秋田犬クンの横に停まらなかったら、あの石、この車に当たってたよ!」

私たちの結論:秋田犬クンが私たちを助けてくれたんだ。

ありがとね〜。赤の他人の私たちを助けてくれて。君もかなりビックリした顔してたけどね。写真を撮らなかったことだけが心残りだよー。

(写真はイメージです。秋田犬の産地である大館市の紹介サイトからお借りしました。)

 

次は第19番札所の常福院。千数百年もの歴史を持つ古刹で境内も立派です。

写真は境内にある龍神庭。雪の時期ならではの良さもあるけど、違う時期に訪れた方がより美しい気はします・・・。

 

そして青森市内で一番印象的だったのが、第16番札所である青龍寺。1948年創立という新しい寺ながらも昭和大仏のある寺院として有名なようです。

青龍寺には五重塔もあり、こちらは1996年完成。各屋根に雪がうっすらと積もった姿が美しいです。後から知ったんですが、この五重塔の手前には美しい枯山水の庭園が広がっているようですが、厚い雪に覆われていて何も見えず、思いっきりその上を歩いていた私たちでした・・・。

こちらがその有名な昭和大仏。大仏様の中に入る事もでき、菩薩めぐりができるようになっています。靴を脱いで入るのですが、足元の冷たいこと!なので失礼ながらも走って回らせていただきました。

青龍寺http://showa-daibutu.com

 

さて順番が戻り、市も変わりますが、こちらが私の中で一番好きな寺院だった弘前市にある第1番札所である最勝院。

山門を越えた境内はかなりの積雪でした。
手水舎は凍結してました。
でもこの龍はなんだか楽しそう。

 

こちらの最勝院のシンボルである五重塔は江戸時代に建立された東北一の美塔と言われる釘がいっさい使われていない塔です。どの角度から見ても大変美しいです。前日までの大雪が止んで、快晴の空にも美が映えています。

かなりマイナーなお遍路さんかとは思いますが、ご興味のある方はこちらのサイトをご参考にしてみてください。
 
 
津軽弘法大師霊場http://kouboudaishi.main.jp

 

弘前市はここ以外にも素晴らしいところが多く、青森で一番気に入った町でした。

「青森=りんご」のイメージだったけど、その中でも特に弘前が有名みたいですね。駅前のポストの上にはこんなリンゴのオブジェが乗っかってましたよ。

 

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