【京都洛西】洛西の真言宗寺院の仁和寺・大覚寺・神護寺・高山寺

2016/03/15

2014年夏の京都。(正確には梅雨時)

この日はレンタカーをして洛西の主に真言宗寺院めぐりをしました。まずは世界遺産にも登録されている仁和寺から。
   

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御室桜の時期だけじゃない世界遺産の仁和寺

以前訪れた際は御室桜が満開の時期を狙っていったので、桜しか印象に残ってなく、この時が本当の意味での初参拝となりました。

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御殿内の北庭にある池の背後に五重塔がのぞめる風景。五重塔も仁和寺のシンボル的存在です。

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南庭に広がる白砂と松の木。

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黒書院から霊明殿につながる廊下。どこも手入れが行き届いていてキリリとした印象の庭園でした。

 
 
御殿を周っていた時に、4,5名の修学旅行生とその付き添いのタクシー運転手さんが近くにいて、ガイドさんのように説明していた時に聞こえてきた話が面白かったです。

運転手:「仁和寺は真言宗御室派の総本山で真言宗を開いたのは、空海っていうのは知ってる?」

生徒一同:「へえ~。」 

運転手:「空海というのはお坊さんになってからの名前だけど、子供の頃の名前は何か知ってる?」

生徒一同:「知らな~い!」

運転手:「子供の頃は“真魚(まお)”っていう名前だったんだよ。ちなみにあの真央ちゃんじゃないよ。」

生徒一同:爆笑!

タクシーの運転手さんは生徒を連れ回すだけでなく、笑いをとりつつガイドもしないといけないようです。
 
 
仁和寺
京都市右京区御室大内33
Tel: 075-461-1155
拝観時間:9:00 - 17:00(12月から2月は16:30まで)
拝観料:御殿500円
アクセス:市バス「御室仁和寺」下車すぐ / 嵐電北野線「御室仁和寺」駅下車徒歩約2分
近くのスポット:龍安寺、等持院、妙心寺
ウェブサイト:http://www.ninnaji.or.jp/index.html

 
 

嵯峨天皇の離宮だった優雅な雰囲気をもつ大覚寺

仁和寺から少し西に行った嵯峨野の入口辺りにある大覚寺(だいかくじ)。こちらも真言宗で大覚寺派の本山。平安初期の嵯峨天皇の離宮でもあったことから嵯峨御所とも呼ばれています。それもあってか御殿のつくりが優美で幾分ゆったりとした印象を受けました。

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宸殿(しんでん)前に広がる白砂の庭。

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御影堂の上下に開く扉が優雅な雰囲気を醸し出しています。

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鮮やかな朱色が印象的な霊明殿。

境内にある大沢池では今でも中秋の名月には舟を出して月見会が開かれるそうで、平安の頃の貴族たちもお月見を楽しんだことかと思われます。その大沢池の周りを歩いていた時に野鳥観察をしていた男性が、境内の北側に竹林があって、嵯峨野の竹林みたいに混雑することはないから行ってみたら、と教えてもらったので行ってみました。

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男性の言っていたとおり静かな竹林が広がっていました。もちろん誰もいません。大覚寺のパンフレットには「嵯峨の竹林」と名付けられていますが、嵯峨野の竹林ほど有名ではないと思います。すごくよかったんですが、夏の時期に訪れる際には虫よけスプレーを持参することを強くおすすめします。かなりやられました。

 
 
大覚寺
京都市右京区嵯峨大沢町4
Tel: 075-871-0071
拝観時間:9:00 -17:00
拝観料:500円(大沢池:200円)
アクセス:JR山陰線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩約15分 / 市バス・京都バス「大覚寺」下車徒歩すぐ
近くのスポット:清涼寺、嵯峨野めぐり
ウェブサイト:http://www.daikakuji.or.jp/

 

 
 

781年に建立された高雄の古刹「神護寺」

 

次に向かったのは、高雄にある神護寺(じんごじ)。こちらも高野山真言宗のお寺です。ここに行きたかったがためにレンタカーしたようなものでしたが、わざわざ足をのばしてでも訪れたいと感じる、この日訪れた中で一番の寺院でした。

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車をとめてからも入口となる楼門に至る石段が長いですが、市内より少しひんやりしているのが救いです。

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五大堂前の枝ぶりのいいもみじ。

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多宝塔前の色鮮やかな門。

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金堂に向かう石段から見下ろした風景。

秋の紅葉時が一番人気なのは境内のそこら中に植えられているもみじを見れば明らかですが、こういった山寺は静かに落ち着いて拝観したいので、新緑のもみじを楽しみに静かなこの時期に行くのもいいのではないでしょうか。

この日は最初の楼門で人を見かけただけ。境内では庭師さんを見かけたぐらいで、鳥のさえずり声が響き渡っていて荘厳な趣きを味わえました。
 
 
神護寺
京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
Tel: 075-861-1769
拝観時間:9:00 - 16:00
拝観料:600円
アクセス:車が便利です。国道162号線「福王子」交差点から「京北高雄」方向へ約6km
JRバス「山城高雄」下車 徒歩約20分 / 市バス「高雄」下車 徒歩約20分
近くのスポット:西明寺、西明寺
ウェブサイト:http://www.jingoji.or.jp/
 
 

最古の漫画「鳥獣人物戯画」で有名な世界遺産「高山寺」

上記の3寺院より1年前(2013年夏)に訪れた高山寺(こうざんじ)。真言宗系単立の寺院で創建は奈良時代とも伝えられる古刹です。ここで一番有名なのは、

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日本最古の漫画とも言われる「鳥獣人物戯画」ですね。実際もっと作品はあり、これらを柄にした手ぬぐいもお土産として販売されていました。
 
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鳥獣人物戯画はこの入口奥にある国宝「石水院」内で見ることができます。

石水院ではお茶をいただくこともできます。ただしお茶席の部屋に入るのはお茶を注文した人のみのようで、お茶を頼まなかった私たちが中に入ることができるかと尋ねたら、ぴしゃりと断られました。

また京都の寺院ではよくある「三脚使用禁止」寺院でもあります。

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石水院の外の境内なら三脚使用も大丈夫かと思われますが要確認ください。

また境内には日本最古の茶園もあり、通常は非公開の茶室「遺香庵」もあります。
 
 
高山寺
京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8
Tel: 075-861-4204
拝観時間:8:30 - 17:00
拝観料:石水院のみ600円(紅葉時期のみ境内入山料:500円)
アクセス:車が便利です。
JRバス「栂ノ尾」下車 徒歩約3分 / 市バス「高雄」下車 徒歩約15分
近くのスポット:西明寺、神護寺
ウェブサイト:http://kosanji.com
 
 

車で高雄方面へ行かれたら北山杉の群生地へも行ってみてください

高山寺の駐車場前の道(国道162号線)をそのまま北へ進むと北山杉の群生を目にすることができます。この道は周山街道と呼ばれ、この通り沿いでも北山杉は見られますが、少し中に入った「中川・小野地域」あたりが見どころ。

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まさに壮観です。
 
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北山杉を見たい、という方は行く前に京都駅にある観光案内所でパンフレットをもらい、詳しい説明を受けることをおすすめします。私たちも行かなかったらおそらくこの眺めを得ることができなかったと思います。ポイントは162号線にあるトンネルの手前で右手に進むこと。トンネルを通過してしまったらその後Uターンして左手に入ることもできるので、復活は可能です。

 



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