【和歌山】高野山 奥の院でのいい出会い

2016/09/05

高野山編第3段は高野山の中でも聖地中の聖地と言われ、また近頃の言い方だと「パワースポット」として多くの人が訪れる「奥の院」です。
 

独特の雰囲気に満ちた奥の院

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パワースポットという表現はあまり好きでない私ですが、奥の院は高野山の中でも最高のパワースポットと言われているそうです。行く前はその情報を仕入れてはいなかったので後から知りましたが、たぶんこちらへ行かれたことのある誰もが全く違う空気が流れていると感じたのではないでしょうか。高野山に足を踏み入れてから街中とは違う雰囲気を感じてはいましたが、この奥の院はまた別の独特な雰囲気に満ち溢れていました。

奥の院は弘法大師が入定されている聖地という定義がされています。入定とは一般的には悟りを開くことですが、この場合は簡単に言うと生きたまま土の中に入り、即身仏(ミイラ)になること。ただ即身成仏された(つまり生死を越えた)として、現在も弘法大師がいるとされる奥の院の御廟には毎朝食事が届けられているそうです。

信じるか信じないかは別として、こういった事実からしても神秘的な趣きを持った聖地であるというのは理解ができます。

私の中では奥の院は有名無名問わず、お墓という認識がいちばん強く、時が経っているお墓も多数あるとはいえあまり写真を撮る気分にはなれませんでした。

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ただよく見かけたこちらの五輪塔(ごりんとう)はお墓のようには見えなかったし、苔むしている感じが気に入り撮りました。
密教の教えで、宇宙は「空・風・火・水・地」の5つの要素から構成され、それを模したものがこの五輪塔ということだそうです。確かにその5つの漢字が石に刻まれています。この考えは私が一時期傾倒していたマクロビオティックにも通じるものがあって理解しやすいものでした。(マクロビオティックがこの考えを踏襲しているだけかもしれないですが)

奥の院の中で心が和んだのはお地蔵さんの姿でした。

 

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少し頑固そうな顔したお地蔵さん

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母子地蔵さんでしょうか?軽い言い方ですが、やはり癒されます。

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弘法大師御廟に向かう御廟橋手前にある、水向地蔵の中の3つ。水をかけて亡き人の供養を願うそうです。この先の御廟橋から先は写真撮影は禁止。橋もダメなのかと思って撮らなかったんですが、あちこちで見かけるので手前からなら良かったのかな?そこの様子がとても厳かだったので撮りたかったんですが、仕方ないです。この大師御廟がいちばんのパワースポットだそうです。
 

圧倒される無縁塚での会話で癒された?!

 

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こちらの圧倒されるピラミッド型のお墓。こちらは無縁塚。つまり弔う縁者のいない死者のための墓。こちらもカメラを向けるのは正直ためらいがありましたが、美しいと感じて撮ってしまいました。

何枚か撮り終えてこの無縁塚を眺めていたら、中年の女性が、「なんか(写真撮ったら)罰が当たりそうやない?」と私に話しかけてきました。

私は「そうですけどね~。」とさらっと流す感じで答えたつもりだったんですが、その女性、特に私を責める感じではなくなぜかその後は自分の身の上話を延々と続けられ、近くで撮影していた夫を見つけ、「この人あなたのご主人?いや~プロのカメラマンさん?なんか見た目からして全然違うもんね~。こんな人にうちの庭の写真撮ってほしいわ~。実はうちの庭ね・・・・・・」とまた自分の話に戻り。

聞いているとある意味自慢話にも聞こえなくもないけど、この女性とても強運の持ち主じゃないかと思えてくるぐらい「勝ち組」な人生を送ってらっしゃる様子。なので聞いていてイヤじゃなかったんです。むしろこの方のパワーをもらえた気がして。

不思議なことに、話を聞く前まで疲れからか頭痛があったんですが、この女性と別れた後それがすっと消えてなくなってたんです。私は勝手に彼女からポジティブなエネルギーを分けてもらったと思い込んでます。

彼女と別れた後、話した内容を夫に話すと、「そんな人の連絡先聞いとかなきゃダメじゃない!もしかしてそのいい庭の写真の撮影依頼がくるかもしれないのに!」と言われてしまいましたが。確かに連絡先の交換ぐらいしておけばよかったかもしれません。
 
  【ご参考に】奥の院の詳細 

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